他人の投稿で自分を悪く感じた10代が多かった「2つのアプリ」とは
他人の投稿で自分を悪く感じた10代が多かった「2つのアプリ」とは / ※画像はイメージです。Credit: Generated by Codex (gpt-image), ナゾロジー編集部
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他人の投稿で自分を悪く感じた10代が多かった「2つのアプリ」とは

2026.09.30 14:45:00 Wednesday

部屋にこもった子どもがスマホを見つめたまま、なんだか浮かない顔をしているのが気になった保護者の方もいるかもしれません。

10代がネットで出会う危険については心配の声が高まっており、世界ではSNSの利用禁止や年齢による利用制限を取り入れる動きも出ています。

ところがこれまでの研究は、いじめならいじめと、1種類の害だけを調べるものがほとんどでした。

「どのアプリで、どんな嫌な体験が起きているのか」を分けて数えた研究は、あまりなかったのです。

そこで米ウィスコンシン大学マディソン校(UW-Madison)のアンジェラ・Y・リー氏らの研究チームは、アメリカの10代に20種類のアプリやサービスでの体験をたずねました。

では、「他人の投稿を見て、自分のことを悪く感じた」という10代が多かったのは、どのアプリだったのでしょうか。

研究内容の詳細は2026年9月18日に『Archives of Pediatrics and Adolescent Medicine』にて発表されました。

Negative feelings about life are more common among teens on Instagram and TikTok (PsyPost) https://www.psypost.org/negative-feelings-about-life-are-more-common-among-teens-on-instagram-and-tiktok/
Adolescents’ Experiences of Online Harms by Platform https://doi.org/10.1001/jamapediatrics.2026.4692

10代472人に聞いた「ネットでの嫌な体験」

10代472人に聞いた「ネットでの嫌な体験」
10代472人に聞いた「ネットでの嫌な体験」 / ※画像はイメージです。Credit: Generated by Codex (gpt-image), ナゾロジー編集部

今回の研究でいう「オンラインの害」とは、ネット上のいじめや望まない性的な誘い、自分を傷つけることをすすめる内容など、ネットで起こる嫌な体験をまとめて指す言葉です。

調査は2025年2月から12月にかけて、南カリフォルニア大学の研究センターが運営する調査の仕組み(くじ引きのような方法で選ばれた家庭の人たちに、くり返し答えてもらうもの)を使って行われました。

対象は47州に住む13〜17歳の10代472人で、答えは性別や年齢などの割合をアメリカの10代全体に合わせて調整してあります。

参加者はまず、インスタグラム、TikTok、YouTube、スナップチャット、フェイスブックなど20種類のサービスを、過去4週間に使ったかどうかを答えました。

そのうえで、嫌がらせを受けた、他人が嫌がらせを受けるのを見た、暴力的な画像を見た、スマホなどを使っていて睡眠が妨げられたといった体験を、現実とネット、さらにサービスごとにたずねています。

ちなみに参加者の91.5%は自分のスマホを持っており、よく使われていたのはYouTube(77.1%)、インスタグラム(55.1%)、TikTok(54.4%)、スナップチャット(51.2%)でした。

リー氏は、特定のアプリでどれくらい嫌な体験が報告されるかが分かれば、SNSと心の健康をめぐる議論をもっと具体的にできると話しています。

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