51件の研究を「束ねて」見えてくるもの

ネットのポルノと性格の関係については、これまでにも多くの研究が行われてきました。
しかし、それらの結果をひとつにまとめた分析は、まだありませんでした。
そこでチームが用いたのが「メタ分析」です。
メタ分析とは、別々に行われた複数の研究の結果を統計的に合わせ、大きな傾向を見つけ出す方法のことです。
チームは学術データベースから、ポルノの利用と、性格や「愛着スタイル」をあわせて測った研究を集めました。
愛着スタイルとは、人が他人とどう心の結びつきを作るかのパターンで、「安定型」「不安型」「回避型」などに分けられます。
最終的に集まったのは2005年から2024年に発表された51件の研究で、参加者はさまざまな国の計4万5808人でした。
平均年齢は約38歳、女性の割合は約35%です。
性格は、外向性・協調性・開放性・誠実性・神経症傾向の5つの面から人を測る「ビッグファイブ」という物差しでも調べられました。
さらにチームは、元の研究の測り方にもとづいて、データを「一般的な利用」と「問題のある利用」の2つに分けました。
こうすれば、ただ見ることと、こじれてしまうことを分けて比べられます。
では、ポルノの利用と特に強く結びついていたのは、どんな性格だったのでしょうか。
























