何がワクチンになるのか?
疑問に答えるためには、そもそもワクチンが何であるかを知らなければなりません。
もっとも、多くの人にとって答えは既にありきたりであり、何度も繰り返された内容でしょう。
「ワクチンは免疫の訓練」
「二度かからなくなるための記憶装置」
「免疫ではたらくT細胞やB細胞がかかわる複雑な機構」
などなどです。
しかし、もし森林浴や海水浴、ペットとのふれ合いですらワクチンになる可能性があるとしたら、意外に感じるでしょうか?
あるいは、過去にワクチンによって逆に病気が流行ってしまった事例があったとしたら?
さらに、最も古いワクチンは病魔に侵された皮膚のカサブタだったと知ったら驚くでしょうか?
ワクチンに対するなじみの文言が、急に不安に思えてきたかもしれません。
もしそうなら、いま一度「ワクチンとは何か」を考えてみるのもいいでしょう。
まずはワクチンの歴史から紹介していきます!
この記事を読めばワクチンとは何か、誰かに説明できるようになるでしょう。