画像
Credit:Canva . ナゾロジー編集部
health

女性が肛門でどのように快楽を感じるかをマジメに研究した論文が発表される!

2024.11.09 Saturday

女性にとってのアナルセックスについて調査した真面目な研究があります。

それが米国のインディアナ大学(Indiana University)で2022年に行われた研究で、女性がどのように肛門で快楽を得ているかを、女性の視線から解明する史上初の試みが行われました。

研究ではこれまで定義されてこなかった、3種類の肛門へのアプローチ(表面刺激・挿入・複合技)が特定され、それぞれのアプローチを経験した割合と評価、具体的な技法、経験した経緯に至るまで細かな分析が行われています。

研究者たちは、調査によって得られた情報は、人々が自らの快楽に対する主権を確立し、社会的・医学的に汚名を着せられがちなアナルセックスへの参加や動機付けを「正常化」するために不可欠であると述べています。

研究内容の詳細は2022年6月29日に『PLOS ONE』にて掲載されました。

New study on women’s anal pleasure shows there’s so much more than penetration https://www.eurekalert.org/news-releases/957479
Women’s techniques for pleasure from anal touch: Results from a U.S. probability sample of women ages 18–93 https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0268785

女性が肛門でどのように快楽を感じるかを性科学的に解明!

女性が肛門でどのように快楽を感じるかを性科学的に解明!
女性が肛門でどのように快楽を感じるかを性科学的に解明! / Credit:Canva . ナゾロジー編集部

アナルセックスは古くは旧約聖書にもその存在の影が記されています。

ソドムの町が天罰を受けた理由の1つにはアナルセックスに代表される「ソドミー」と呼ばれた「不自然」な性行為を行った罪があげられているからです。

また過去10年間で行われたさまざまな研究では、女性の約3分の1が生涯に1度は肛門にペニスを受け入れた経験があることが示されています。

これらの事実は人類にとってアナルセックスが太古の昔から現在に至るまで、かなりの人気がある性行為の形態の1つであることを示します。

しかし、これまで行われたアナルセックスにかかわる研究の多くは、ペニスの挿入に関連する医学的なリスクを調べたものであり、女性を中心とした視点に欠けていました。

そのため女性が積極的にさまざまな技術を探したり、技術間で快楽がどのように異なっているかについては、不確かな経験や噂に頼らざるを得ませんでした。

そこで今回、インディアナ大学の研究者たちは、18歳から93歳までの米国人女性3000人以上を対象にしたサンプルを使い、女性視点でのアナルセックスを調査することにしました。

調査にあたってはまず、肛門に対するアプローチを方法別に3種類にわけて定義し

①肛門の表面に対する刺激を「アナルサーフェシング」

②肛門への浅い挿入をともなう刺激「アナルシャローイング」

③肛門への挿入と性器など他の刺激を同時に行う複合刺激「アナルペアリング」

と命名しました。

肛門に対する刺激手段に対して学術的な定義付けを行ったのは、本研究が世界で初めてとなっています。

定義付けを行った理由として研究者たちは「物事を表す言葉がなければ、語ることもできない」からであると述べています。

定義付けが終わると、各方法に対する被験者たちの実情が調べられました。

結果、約40%女性が肛門表面への刺激に快感を覚え、約35%の女性は肛門への浅い挿入を快感と感じ、約40%の女性は肛門への挿入と性器など他の刺激を同時に行うことを快感であると報告しました。

またそれぞれの手法の発見過程において分析を行ったところ56%の女性は、はじめて試みたときに、(①の方法である)肛門表面への刺激が楽しいと思っていませんでしたが、時間の経過とともに楽しめるようになったと報告。

同様に現在、(②と③に該当する)肛門への挿入を楽しんでいる女性でも68%は最初は楽しめていませんでしたが、時間の経過により楽しめるようになったようです。

さらに40%の女性は、肛門の快楽を発見する際の重要な要素として、肛門に触れようとしてくるパートナーとの感情的なつながりを指摘しました。

一方で14%の女性は、肛門の気持ち良さをマスターベーションの最中に自力で発見したことが示されました。

なお肛門への刺激が楽しいことにはじめて気付いた年齢を調べたところ14歳から72歳となっており、発見の平均年齢は27歳となっていました。

この結果は、肛門への刺激に目覚めるのに年齢は関係ないことを示します。

研究者たちは今回の研究によって得られた情報を利用することで今後、幅広い女性にアナルセックスの楽しみを発見するキッカケになると述べています。

※この記事は2022年7月に掲載したものを再掲載しています。

クリトリスの血流を測定し、女性にとって最高の体位を科学的に検証!

女性が肛門でどのように快楽を感じるかをマジメに研究した論文が発表される!のコメント

すごい!

    ゲスト

    へえ

ゲスト

ゴイゴイスー!!!!!

    ゲスト

    エロい

ゲスト

読んでるだけで大腸菌に感染しそう

ゲスト

スーを差し上げます。

ゲスト

なんで72歳で発見できんだよ笑
死なないだろ、このばあちゃん

高田健志

江っ戸

女性の1/3が経験!?!?
驚きの事実に脳が破壊された

スーを差し上げ

まスーーーー!!

72でアナルの快楽に気づくのはヤバすぎます。

ヤバすぎます

^_^

とても興味深い。

ふわっち せいZ

ゴイゴイスー

校門

おはよー

ゲスト

スー!

ゲスト

前立腺無いから男とは違う訳で。深さだけで男と同じ気持ちよさを得られるような誤解をうむだけ。

何にせよ、楽しいことは多いほうが良いし、理屈もわかれば嬉しいね

ゲスト

スーをさしあげます!

72歳に笑う

ゲスト

草(臭)。

ゲスト

凄いなあ。

アナルの妖精

そこはうんちを出し入れする穴だぞ

    れい

    入れるな

    下町の民

    入れはしないやろ

    サルマタ

    出しはするが入れんだろ

ゲスト

あほだ

ゲスト

乳首と同じなんだと思う
開発していけばその分感じるようになるっていう
つまり感覚をリンクさせることが肝要

この記事しか見てないけど女性の過半数が結果として快感を覚えてはいないんか…
93歳までを対象にしたのちょっと笑ってもた

72歳で肛門いじってるのほんとにすごいな

さなはたま

複合技、の文字で我慢できんかったwwwww

ソドミニスト

ソドミーって言い方いいな

ゲスト

72歳からでも開発可能

Anne

興味持ってしまった…

おはし

参考になる!

森森

ホォん。世界って偉大

アマル拡張金太マガジン

ノーベル平和賞を贈りたい

セナルアックス愛好家

素晴らしい研究に拍手を送ります👏

ゴイゴイ

スー!

無名

これ男はどうなんだろう

ゲスト

私も個人的な肛門性交の経験はありますが
真面目に、客観的に研究してくれるのは有難いです。

guest

年齢の幅も広すぎてすごい

ゲスト

アナルサーフェシングとても好きよ

のん

フロイトの肛門期について思い出したわ

ゲスト

サンキュー!!

ゲスト

行き過ぎィ!

ゲスト

あ~なるほどね

ゲスト

72歳…?

ゲスト

なんで気持ちいいかの研究じゃないんかい!

ゲスト

ぶおおおおおおおおおぉぉぉ!!!
あなるるるるるるるるるるる!!!

うんこ

読んで損した。バカらしい、時間の無駄

ゲスト

93歳…

ゲスト

キリスト教は堕胎が罪だったから、尻のほうが安全安心だった名残とかで、そっちする人が多いのかね
日本じゃ風俗経験者とかねらーとかゲイとか一部くらいじゃない

    あならいざー

    日本には昔から肛門性交文化がありましたよ
    お稚児さんとかね

ゲスト

キタナイ ばい菌だらけ

ゲスト

後期高齢者が?・・・・とは思ったけど閉経後、潤滑剤を使用しても若い頃のような感覚が得られなくなったりしてたら有効なのだろうか。パートナーをきつく締めることが可能だし。

そう考えると10代同士でどうしても妊娠を避けたい場合も古今東西けして珍しいことではなかったのかもしれない気がしてきた

 

(外人)

ゲスト

BLでよく見る結腸責めは女性にも有効らしい

コメントを書く

※コメントは管理者の確認後に表示されます。

人気記事ランキング

  • TODAY
  • WEEK
  • MONTH

Amazonお買い得品ランキング

健康のニュースhealth news

もっと見る

役立つ科学情報

注目の科学ニュースpick up !!