マスクのデメリット「呼吸しにくい」「曇る」から解放へ
私たちはコロナ禍でマスクを装着することに慣れたかもしれません。
しかし誰もが、「マスクをすると呼吸しにくい」と感じているはずです。
また「メガネが曇る」ため、メガネユーザーにとっても不便です。
そしてマスクは、工場、農場、工事現場で働く人にとって一層煩わしいものです。
なぜなら彼らの多くは1日中マスクを装着しなければいけないからです。
しかもマスクを着用しながら肉体労働するため、いつも苦しく、また防護ゴーグルを併用することも多いため曇ったメガネで視野が悪い状態が続きます。
こうした問題に取り組んだのが、ミシガン大学(University of Michigan)に所属するヘレック・クラック氏らです。
彼らは、「風のシールド」を作り出すヘルメットを開発し、マスクで口と鼻を覆うことなく、空気中のウイルスを99%も遮断できることを示したのです。
そして現在、この新しいデバイスは、クラック氏らのスピンオフ企業「Taza Aya」によって商品化されています。
では、いったいどのようにウイルスを防ぐことができるのでしょうか。