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Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
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146光年先に地球サイズの「居住可能な惑星」を発見か (2/2)

2026.01.30 12:00:02 Friday

前ページ新たな地球候補を発見!

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居住可能性と「極寒の地球」という現実

一方で、この惑星には厳しい側面もあります。

HD 137010 bが恒星から受け取るエネルギー量は、地球が太陽から受け取る量の3分の1以下と推定されています。

恒星HD 137010は太陽に似たタイプではあるものの、やや低温で暗いためです。

その結果、惑星の表面温度は摂氏マイナス68度程度まで下がる可能性があり、平均気温が摂氏マイナス65度前後の火星よりも寒い環境になるかもしれません。

このため研究者たちは、この惑星を「極寒の地球候補」と表現しています。

ただし、すべてが絶望的というわけではありません。

チームは、もしHD 137010 bが地球よりも二酸化炭素を多く含む厚い大気を持っていれば、温室効果によって表面温度が上昇し、液体の水が存在できる可能性もあると指摘しています。

大気モデルに基づく推定では、この惑星が「保守的な」居住可能領域に入る確率は約40%、より広く定義した「楽観的な」居住可能領域に入る確率は約51%とされています。

一方で、居住可能領域の外に完全に位置する可能性もほぼ五分五分です。

今後は、NASATESSや、欧州宇宙機関のCHEOPS、さらには次世代宇宙望遠鏡による観測が期待されています。

次に「地球に似た世界」を語る主役になるか

HD 137010 bは、地球と似た大きさと軌道を持ちながら、極寒という過酷な条件に置かれている可能性のある惑星です。

それでも、比較的近く明るい恒星の周りを回っているという点で、将来の系外惑星研究における重要な試金石になるかもしれません。

この惑星が本当に「居住可能な世界」なのか、それとも氷に覆われた静かな岩石惑星なのか。

答えを出すのは、次世代の観測技術と、これからの天文学者たちに託されています。

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