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左右で色が全く異なるロブスターが発見される / Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
biology

【5000万分の1】左右で色が真っ二つの奇跡のロブスターを発見 (2/2)

2026.04.30 20:00:43 Thursday

前ページ左右でまったく違う色、なぜこんなロブスターが生まれたのか

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目立つ体で生き延びた「奇跡」

このロブスターでさらに目を引くのは、珍しいだけではありません。

驚くべきは、この個体が約3ポンド、つまりおよそ1.3キログラムまで成長していたことです。

ロブスターは本来、暗い体色によって海底の岩や影に紛れ、捕食者から身を守っています。

しかし今回の個体は、片側が明るいオレンジ赤色です。

海の中では目立ちやすく、通常の個体よりも隠れにくかった可能性があります。

水産会社のダン・ブラント氏も、「珍しい色のロブスターは十分な保護色を持たないことが多く、この個体が3ポンドを超える大きさになったことは、それだけ多くを乗り越えてきたことを示している」と語っています。

ロブスターは成長するたびに脱皮をします。

硬い殻を脱いだ直後は体が柔らかく、外敵に狙われやすい状態になります。

今回の個体は、目立つ色という不利な条件を抱えながらも、何度も脱皮を重ね、その度に危機に面し、それでも、ここまで生き延びてきたのです。

現在、このロブスターは水槽で管理されており、将来的には水族館にて展示される見込みです。

名前はまだ決まっていません。

水族館のスタッフは、しばらく行動や性格を観察してから名前を付けたいと考えています。

アメリカンロブスターは長く生きることがあり、場合によっては数十年、さらに長寿の個体では100年に達する可能性もあるとされます。

そのため、名前選びにも時間をかけたいのでしょう。

この奇妙なロブスターの存在は、これからも「遺伝の不思議」と「海の中で生き抜いた奇跡の物語」を伝えていくのです。

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