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酒とノンアルを交互に飲む、ゼブラストライピングは二日酔いを防ぐのか / Credit:Canva
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「酒と水(ノンアル)を交互に飲むと二日酔いになりにくい」は本当か?

2026.06.25 20:00:37 Thursday

飲み会の途中で、「次は水にしておこう」と考えたことはないでしょうか。

最近アメリカやイギリスでは、アルコール飲料とソフトドリンクを交互に飲む「ゼブラ・ストライピング(zebra striping)」という飲み方が広がっています。

“二日酔いを防ぐ方法”としてSNSなどでも話題ですが、研究者たちは、その効果を少し違う視点から見ています。

イギリスのリヴァプール・ジョン・ムーア大学(Liverpool John Moores University)で精神薬理学を専門とするキャシー・モンゴメリー教授らは、ゼブラ・ストライピングの効果性について解説しています。

How ‘zebra striping’ on a night out can help you drink less – and potentially avoid a hangover https://theconversation.com/how-zebra-striping-on-a-night-out-can-help-you-drink-less-and-potentially-avoid-a-hangover-282407
Alcohol Hangover: Underlying Biochemical, Inflammatory and Neurochemical Mechanisms https://doi.org/10.1093/alcalc/agz016 Alcohol concentration and carbonation of drinks: The effect on blood alcohol levels https://doi.org/10.1016/j.jflm.2006.12.010 Interventions for preventing or treating alcohol hangover: systematic review of randomised controlled trials https://doi.org/10.1136/bmj.331.7531.1515

「酒→水→酒→水」はなぜ流行しているのか

ゼブラ・ストライピングとは、アルコール飲料とノンアルコール飲料を交互に飲む方法です。

例えば、ビールを1杯飲んだら、次はやソフトドリンクを飲み、その次にまた酒を飲む、という流れです。

白黒の縞模様が交互に並ぶシマウマに似ていることから、この名前が付けられました。

この飲み方が注目されている背景には、「二日酔いを軽くできるのではないか」という期待があります。

確かに、アルコールには利尿作用があります。

飲酒をすると尿の量が増え、体内の水分や電解質が失われやすくなるため、喉の渇きや頭痛、めまいなどにつながることがあります。

そのため、酒の合間に水を飲めば、脱水による不快感をある程度抑えられる可能性があります。

実際、「チェイサーを飲むと翌日が少し楽」という感覚を持つ人も少なくありません。

しかし研究者たちは、ここで重要な注意点を挙げています。

それは、「脱水=二日酔い」ではないということです。

2019年の研究では、二日酔いには脱水だけでなく、アセトアルデヒドなどのアルコール代謝産物、神経伝達物質の変化、炎症因子、ミトコンドリア機能障害など、複数の要因が関わる可能性が整理されています。

また、炎症反応や免疫応答の変化も、翌日のつらさに関係している可能性があります。

つまり、酒の合間に水を飲むことには意味がありますが、それだけで二日酔いを完全に防げるわけではありません。

では、研究者たちはゼブラ・ストライピングの本当の効果をどこに見ているのでしょうか。

次ページゼブラ・ストライピングの“本当の効果”とは

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