触れ合いの「3つの型」と研究の注意点

5つの言語の中でも人気の高かったスキンシップについては、別の研究からも手がかりが得られています。
それはオンライン調査で、恋人と6か月以上付き合っている大人336人に、過去1か月にどんな触れ合いをどれくらいしたかを24の行動について尋ね、満足度との関連を調べました。
以前ナゾロジーではこういう記事も紹介しています(恋人との関係に満足している人ほど多かった「ある感覚」)
参加者の85.4%は性的少数者(LGBTQ+)で、男女のカップルだけでなく、同性どうしや多様な性のカップルも含まれていました。
分析の結果、参加者は「触れ合いが少ない型」「愛情表現が中心の型」「幅広く触れ合う型」の3つのタイプに分かれました。
そして触れ合いが少ない型の人は、ほかの2つの型の人より、関係にも性生活にも満足していない傾向がありました。
反対に幅広く触れ合う型の人は、ほかの2つの型の人より性生活への満足度が高かったのです。
なお、それぞれの型の分かれ方について、男女のカップルと、同性どうしや多様な性のカップルとの間に有意な差は認められませんでした。
もちろん、これらの研究には注意点もあります。
愛の言語の研究は男女のカップル100組を調べたもので、分かったのは一致と満足が一緒に見られるという関連であり、一致が満足を生むとまでは言い切れません。
以前ナゾロジーではこういう記事も紹介しています(下ネタを笑い合えるカップルほど満足度が高い――下ネタを科学する研究)
触れ合いの調査も、一度のアンケートから関連を見たものです。
それでも、愛情はたくさん伝えればいいだけではなく、相手が受け取りやすい形で伝えることも大切なのかもしれません。
恋人の喜ぶ顔が見たいなら、まずは自分の得意な伝え方から一歩離れて、相手の「言語」に耳を傾けてみるのが近道になりそうです。
ちなみに、恋人の愛の言語が「贈り物」だと分かった瞬間、自分の財布の言語が「沈黙」に切り替わる人もいるかもしれません。




















