今年1月13日。ハワイで、突然ミサイル警報が鳴り響き、住人がパニックに陥った出来事がありました。
しかしこのミサイル警報、実は誤報だったのです。
そこで、一見ミサイル警報とは何も関係なさそうな巨大なポルノサイト“Pornhub”が、ミサイル誤報時のハワイのトラフィック統計をリリース。
アダルトサイトとミサイル。一見何の関係もないように見えますが、そこには興味深い相関性があったのです。
上のグラフをご覧ください。午前8時7分に警報が鳴り響いた時、このサイトのトラフィックは平均から77%を下回るところまで急落したことがわかります。
死の危険さえあるのですから、ポルノサイトなど見ている暇はありません。この急落は極めて自然な現象といえます。
ただ警報中でさえも、23%ものユーザーがサイトに留まっていました。彼らはおそらく何があっても注意を払わない層なのだと推測されます。
そしてその後、8時45分には誤報を伝える放送があり、トラフィックは再び上昇し始めます。しかしそこで記録されたのは、普段の平均よりも30%以上高い数値でした。
つまり普段アダルトサイトを見ていない層も、ミサイル警報後にアダルトサイトに訪れたということ。
生物は危機的状況に陥ったときに、子孫を残そうとする本能が働き、性欲が湧くと言われています。今回のデータは、それを実証する結果となるのかもしれません。
via: Neatorama / translated & text by Nazology staff
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