ゼロ・エミッションを目指す
この飛行機は、横幅はおよそ215フィート(約65メートル)、全長はおよそ180フィート(約55メートル)と、従来型の飛行機「エアバスA350」や「ボーイング787」と同程度の大きさであるため、ゲートや格納庫、滑走路はこれまでのものを使用することができる。
開発に携わったオランダのデルフト工科大学航空宇宙工学部の学部長を務めるヘンリ・ウェルジ教授は、「Flying-Vのように新しく、エネルギー効率の良い航空機のデザインは、新たな推進力の形として重要です。私たちの究極的な目標は、ゼロ・エミッションでのフライトなのです」と語っている。
もしこれが実用化されれば、「フライングV」といえば「ギターでなく飛行機」になっている未来もあるかもしれない。