credits: @GratitudeDNA
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中の人などいない。鳥類最強・最大級である「オウギワシ」の能力が高すぎた

2019.10.03 Thursday

世界最大の猛禽類である「オウギワシ(英: Harpy Eagle)」をご存知でしょうか。人間と同じくらいのサイズを持つ巨大な「オウギワシ」が、「コスプレをした人間みたい」と海外掲示板「Reddit」上で話題になっています。

人と同等のサイズを持つ数少ない鳥で、ポケモンの世界から飛び出してきたような見た目が特徴。まるで怪人のような佇まいです。

boredpanda https://www.boredpanda.com/large-bird-harpy-eagle/?utm_source=inoreader&utm_medium=referral&utm_campaign=organic

握力150キロ、飛行パワーはライフルの銃弾に匹敵

credits: leon_moore_nature_experience

オウギワシは、中央アメリカから南米に伸びる熱帯雨林を生息地としています。

オスよりもメスの方が大きくなるそうですが、基本的に全長は1mを越え、翼幅は2m30cmに達し、体重は4〜8kgもあります。平均寿命は、25〜35年に及ぶそうです。

飛行スピードは最大80km/hまで加速し、その際の鉤爪の衝撃力は1800ジュール。このエネルギーはアサルトライフルから放たれる銃弾に匹敵します。

credits: Judie Custer

黒々と伸びる爪はクマのそれよりも長く、握力は150kg近く達するという規格外のパワーの持ち主です。

通常は熱帯雨林の林冠上部で生活し、空中を主戦場とすることもあって基本的に天敵はいません。

彼らは、サルやヤマアラシ、ナマケモノ、鳥、ヘビなど、かなり大きな動物を簡単に仕留めて、食料としてしまいます。

彼らの捕食リストに「人間」が入っていないことが何よりも幸いですね。

credits: Bjørn Christian Tørrissen

ところが近年、森林伐採による環境破壊や密猟の影響でオウギワシは減少の一途を辿っています。2年ごとにしか繁殖活動をしない彼らの生態が、それに拍車をかけているようです。

現在、オウギワシの絶滅を防ぐために、世界各地で保護活動が進められています。

credits: The Next Gen Scientist

では日本でもオウギワシが見れるのかというと、絶滅危惧種に指定され、保護活動も行われているため、現在は取引も厳しく規制されています。

少し残念ですが、日本にオウギワシがやってくる可能性は非常に低いでしょう。

日本にいる間は、写真や図鑑で彼の強さに圧倒されているのが安全のようです。

中の人などいない。鳥類最強・最大級である「オウギワシ」の能力が高すぎたのコメント

大鷹翔

本当に鳥類類最強でしょうか? 確かに見た目や握力は最強かもしれませんが獲物の大きさはカンムリクマタカやゴマバラワシ、イヌワシらのように驚くほど大きな獲物を捕らえた記録がありません。太い脚や強力な握力は木にしがみついてるナマケモノを捕食するために進化し、自重より重い獲物を襲わないのは樹上性で自力で運べる獲物を狩ることに特化してるからなのかもしれません。でもそれだと最強というにはちょっと物足りない気がします。

    トマト

    理論上最強なだけで、他の猛禽類と戦ったら負けるかも知れませんが、大きい獲物は別に捕えなくても食料に困らないから、捕獲していないです。それだけ狩りの精度が高いという事です。

ケン

トマトのコメントがコメ主の意見と一切噛み合ってなくて笑いました

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