一見何の関係もなさそうな「自動車のエンジン」と「コーヒー」。
ですが、コーヒー器具メーカーSuper Veloceが、自動車への感謝からエンジンを模したエスプレッソマシーンを発表。その意外な組み合わせとメカっぽいフォルムに注目が集まっています。
Super Veloceが販売している「ESPRESSO VELOCE® RS BLACK EDITION」はポルシェ993(1990年代のポルシェ911)に積まれていた「空冷水平対向6気筒エンジン」をエスプレッソマシーンで再現しています。
自宅でコーヒーを飲みながらポルシェのエンジンを鑑賞できるなら、ちょっとしたインテリアとしてアリかもしれません。
高い再現性! 実物のエンジンと比べてみた
販売されている商品は実物のエンジンをほぼ再現しています。とくにエンジン上部の特徴的なファンや横長のエンジン本体などは実物そっくりですね。
もはやエスプレッソマシーンであることを疑いますが、いったいどこからエスプレッソを抽出するのかというと、エンジンの後ろ側に抽出口があります。
この形状だと、前方からエンジンの形を楽しむためにはコーヒーを淹れた後に回り込まなくてはいけません。置き場所には少し工夫が必要なようです。
エスプレッソの抽出方法はカプセル方式で、スーパーで見かけるネスプレッソと同じくカプセル状のカードリッジを別で購入する必要があります。
自動車へのリスペクトが感じられる素晴らしいエスプレッソマシーンですが、値段は約118万円(11,050ドル)。コンセプト商品にありがちな高額ですが、一応Super Veloceの公式ホームページから購入することができます。
究極の車好きかつコーヒー好きなら、お財布も痛くない…かも。
reference: Super Veloce / written by shuni