季節とユーザーの存在に合わせて太陽光を調整する
新しいスマートガラスは地域や季節、時間帯に応じてスムーズな太陽光調節が可能です。
また、室内に設置したモーションセンサーと連動して、部屋の中にいるユーザーの人数や位置、動きに合わせた照明も提供できます。
例えば、夏にだれもいないときはすべてのマイクロミラーが垂直になり、太陽光をすべて外部に反射。
部屋にユーザーがいるときには、上部のマイクロミラーが斜めに開き、太陽光を天井に集めます。
これにより部屋の中は太陽の自然光で明るくなります。
室温の上昇を防ぎつつ、人工照明エネルギーも節約できるのです。
また冬にだれもいない場合は、すべてのマイクロミラーが開き、放射ヒーターとして室内を温めます。
ユーザーの存在が検知されたなら、すべての太陽光が天井に集められ、まぶしさを最小限に抑えてくれるでしょう。
今回の開発は「自然エネルギーを有効活用する」ことで課題に対処していました。
同様の方法は、さらに大きな環境・エネルギー問題も解決するかもしれませんね。