恋愛関係の3分の2は友達から始まっていた
調査の結果、現在の恋愛関係の66%が友情から始まっていたと判明。
性別、教育レベル、民族グループにおける違いはほとんどありませんでした。
ただし、20代およびLBGTQ+のコミュニティにおいてはその傾向がさらに高く、85%が友情から始まっていたとのこと。
また大学生の場合、それらカップルの多くは1~2年間は友達のままでした。
さらに研究チームは「参加者の大多数が、恋愛に発展させる目的で友情を育んだわけではなかった」と報告しています。
つまり本物のプラトニックな友情関係から恋愛に発展することが多かったのです。
今回の結果は、多くの人が憧れている出会いとは真逆です。
もし恋人が欲しいなら、会ったこともない人を探すのではなく、身近な友人との関係を深めるべきなのです。
場合によっては、まず「友達から始める」ことが必要かもしれませんね。
さらにこの研究は長年議論されてきた友情と恋愛の関係性に一石を投じるものとなりました。
スティンソン氏は、「私たちの調査によると、友情と恋愛の境界線は曖昧です。何が良い友情を生み出すのか、また何が良い恋愛関係をつくるのか、私たちの仮定を再考しなければいけません」と述べています。
3分の2の恋愛が友情の延長線上にある以上、お互いに共通する要素は多いのかもしれませんね。