画像
4つの耳をもつ黒猫ドビー。イメージ / Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
animals plants

「4つの耳」をもつ黒猫が保護される【動画あり】

2026.03.23 11:30:23 Monday

全身が真っ黒な黒猫は、それだけで独特の魅力があります。

しかし今回注目を集めた黒猫は、さらに唯一無二の特徴を持っていました。

アメリカで保護された子猫「ドビー」は、4つの耳を持つ非常に珍しい猫で、その不思議な姿が大きな話題を呼んでいます。

しかも注目された理由は見た目の珍しさだけではありません。

追加の耳そのものは健康上の問題を起こしておらず、必要なのは別の治療だったのです。

Dobby, a Rare ‘Completely Beautiful’ Cat with 4 Ears, Needs a Forever Home https://people.com/meet-dobby-the-alabama-cat-with-4-ears-11912558

4つの耳を持つ黒猫ドビー

今回話題となっているのは、アメリカ・アラバマ州で保護された黒の子猫「ドビー」です。

ドビーは生後7カ月のオスで、通常の耳の前に小さな耳のような部分がもう1対あり、見た目には「4つ耳」に見える非常に珍しい特徴を持っています。

さらに、短くくるりと丸まった尻尾と、下あごが前に出た受け口もあり、その個性的な姿が多くの人の目を引きました。

ドビーはもともと別の家庭で暮らしていましたが、その家にいた高齢の先住猫とうまくなじめず、新しい居場所を探すことになりました。

そこでドビーの存在を知ったのが、アメリカのアラバマ州フーバーの保護団体「Kitty Kat Haven & Rescue」に関わるステファニー・ブラウンさんです。

ブラウンさんはドビーの写真を見て預かりを申し出て、2月8日から世話を始めました。

見た目のインパクトが強いため、最初に気になるのは「耳は大丈夫なのか」という点かもしれません。

ブラウンさんの説明では、追加の耳は皮膚のひだのような構造で、ドビーに痛みや不快感を与えておらず、聴力にも影響していないとされています。

つまり、見た目はかなり珍しいものの、少なくとも追加の耳そのものは健康上の問題になっていないのです。

ただし、ドビーにまったく治療が必要ないわけではありません。

問題となっているのは耳ではなく、受け口と狭い下あごです。

この特徴ゆえ、下の犬歯が上あごに当たってしまっており、そのままでは口の中を傷つけるおそれがあります。

そこで歯科専門医の診察を受けた結果、4月20日に歯科手術を行うことになりました。

手術では歯を抜くのではなく、上あごに当たっている下の犬歯の長さを短くする処置が予定されています。

日帰り手術になる見込みで、術後の回復も比較的早いと考えられています。

この治療費を支えるために寄付も呼びかけられました。

目標額は3000ドルで、支援は急速に集まり、わずか2週間で達成されたといいます。

それだけ多くの人が、ドビーの姿に心を動かされたのでしょう。

現在のドビーは預かり先で元気に暮らしており、すでに健康チェックや去勢手術も済んでいます。

特に子どもが好きな性格で、ブラウンさんの幼い娘ともよくなじんでいるそうです。

見た目の珍しさだけでなく、穏やかで人なつこい性格もまた、ドビーの大きな魅力になっています。

では、どうしてドビーのような「4つの耳」のネコが生まれるのでしょうか。

次ページなぜ耳が4つになるのか

<

1

2

>

人気記事ランキング

  • TODAY
  • WEEK
  • MONTH

Amazonお買い得品ランキング

動物のニュースanimals plants news

もっと見る

役立つ科学情報

注目の科学ニュースpick up !!