なぜ耳が4つになるのか
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「4つ耳」というドビーの特徴はまれな遺伝的変異によるものです。
一般に、動物の体は胎児の段階で少しずつ形づくられていきますが、その発生の過程で耳の構造に変化が起きると、余分な耳のような部分ができる場合があります。
ここで大切なのは、「見た目が耳に見える」ことと、「実際に耳として機能する」ことは別だという点です。
追加の部分は多くの場合、音を聞くための仕組みまで備えた完全な耳ではなく、外側だけが耳のように見える構造だと考えられています。
ドビーのケースでも、前述したとおり、追加の耳は健康上の問題や聴力低下につながっていないません。
見た目のインパクトの大きさに対して、機能面への影響は確認されていないのです。
こうした4つ耳の猫は極めて珍しいものの、過去にも例は知られています。
たとえば、トルコで話題になった「ミダス」や、アメリカで紹介された「オーディオ」などがその代表例です。
つまりドビーは世界でただ1匹の例というわけではありませんが、それでもきわめてまれな存在であることは間違いありません。
保護団体側も、これまで多数の猫を保護してきた中で、4つ耳の猫に出会ったのは初めてだとしています。
そしてSNSでは「なんて特別な子猫なんだ」といった反応が寄せられ、かわいらしさと珍しさの両方で注目を集めました。
一方で、「耳は大丈夫なの?」と体を気づかう声もありました。
追加の耳が健康上の問題を起こしていないことや、実際に治療が必要なのは歯であることが伝わると、安心して見守る人がさらに増えていったようです。
保護団体にはすでに多くの問い合わせが寄せられているものの、現時点では応募をいったん控えてもらっている状態です。
ドビーの正式な譲渡は手術の後になる予定です。
ブラウンさんは、できれば子どものいる家庭にドビーが迎えられてほしいと話しています。
4つの耳やそのほかの特徴をもつ「唯一無二」の黒猫ドビー、多くの人に見守られている彼には、きっと幸せな将来が待っているはずです。






















































