ZEROは環境にやさしい「ゼロ・エミッション」を採用
ZEROは、廃棄物を限りなくゼロにする「ゼロ・エミッション」を目標に、電気で駆動するよう設計されています。
それでも260km/hの速度で飛行できます。
ZERA社によると、「半径80km内であればどこでも最速で移動できる」と言われています。
しかも現在、開発チームは、パイロット免許を持たない人でも安全に飛行できるよう、「完全自律化」にも取り組んでいるとのこと。
またZEROの独特なフォルムがエネルギー効率を高めています。
従来のレーシングカーのようなVTOLが前進飛行すると、前方から吹いてくる風によって下向きの力が加わります。
どうしても飛行効率が悪くなってしまうのです。
対してZEROのような設計にすると、前進飛行によって下から風の力が加わります。
これにより機体は揚力を得て、効率的な飛行が可能になるというのです。
さて現在、ZEROの開発は実物大プロトタイプの飛行テストに移行しています。
動画では離陸に成功している様子が映し出されています。
もしかしたら遠い将来、多くの人が「個人UFO」を所持する日が来るのかもしれませんね。