お披露目されたオプティマス試作機
お披露目されたオプティマス試作機 / Credit:Tesla(YouTube)_Tesla AI Day 2022(2022)
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お披露目されたテスラのロボットは良くも悪くも期待通りだった (2/3)

2022.10.04 Tuesday

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オプティマス試作機のお披露目

Tesla AI Day 2022に登場した試作機。コンセプトイメージとは大きく異なる
Tesla AI Day 2022に登場した試作機。コンセプトイメージとは大きく異なる / Credit:Tesla(YouTube)_Tesla AI Day 2022(2022)

2022年のTesla AI Dayでは、ステージ上にオプティマスの試作機が登場。

補助を受けることなく二足歩行でゆっくりと前進したり、方向転換したりしました。

さらに観客を見回して手を振ることもできました。

ゆっくりと歩行し、手を振るオプティマス試作機
ゆっくりと歩行し、手を振るオプティマス試作機 / Credit:Tesla(YouTube)_Tesla AI Day 2022(2022)

ところがその見た目は、2021年に公開されたスタイリッシュなコンセプトイメージとは大きく異なっています、

昨年のイメージより胴長短足であり、内部(部品やコード)が露出した状態で登場したのです。

「コンセプトイメージに抱いた未来的な印象」よりも、私たちが知る「現代の人型ロボット」に近い外見ではないでしょうか。

(左)コンセプトイメージ、(中)2022年9月の試作機、(右)「最新版」である新世代オプティマス
(左)コンセプトイメージ、(中)2022年9月の試作機、(右)「最新版」である新世代オプティマス / Credit:Tesla(YouTube)_Tesla AI Day 2022(2022)

そしてこのイベントでは、試作機よりややスタイリッシュになった「最新版」も登場

最新版は試作機と同様、観客に手を振っていましたが、自力で歩くことはなく、スタッフの補助を受けてステージ上にあらわれました。

スタッフに補助される「最新版」
スタッフに補助される「最新版」 / Credit:Tesla(YouTube)_Tesla AI Day 2022(2022)

さらにオプティマスの機能を紹介した動画も上映されました。

そこにはケーブルに繋がれたオプティマス試作機が、荷物をつかんだり運んだりする様子、じょうろをもって植物に水をやる様子、工場で機械部品をつかんで他の容器に移す様子が映し出されています。

さまざまな作業を行う試作機
さまざまな作業を行う試作機 / Credit:Tesla(YouTube)_Tesla AI Day 2022(2022)

加えてオプティマスの「障害物検知システム」も紹介されました。

以前の発表どおり、オプティマス試作機にはテスラ社の自動操縦技術が内蔵されており、オフィスや倉庫の障害物を検知し、それを避けるように行動できるようです。

障害物検知システム
障害物検知システム / Credit:Tesla(YouTube)_Tesla AI Day 2022(2022)

現在のオプティマスは身長約170cm、体重73.3kgであり、関節を動かすための28の作動装置、両手には11の自由度(手や足を動かせる方向)があります。

また胴体には「ほぼ1日の作業を行える」バッテリーパックが搭載されています。

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