スーパーブルームーンとは?
スーパームーンとブルームーンが合体するため、2023年8月31の月は「スーパーブルームーン」と呼ばれます。
まずは、スーパームーンとブルームーンがどんなものなのか、それぞれ解説します。
スーパームーンとは?
スーパームーンとは、その年でもっとも地球に近い満月のこと。天文用語ではないのですが、一般的にそう呼ばれるようになっています。
毎月お目にかかる満月ですが、月は地球の周りを正円ではなく、楕円軌道で公転しています。また、月の軌道は太陽や地球などの重力の影響も受けています。
そのため、満月の地球からの距離は毎回異なり、1年で地球からもっとも遠い満月と、もっとも近い満月が存在することになります。
2023年の場合、地球からもっとも遠い満月はすでに終わっていて、2月6日でした。そして、もっとも近い満月が8月31日に訪れます。
ブルームーンとは?
スーパームーンはだいたい1年に1回見られるものの、もっと珍しいのはブルームーンです。ブルームーンとは、同じ月に見られる2度目の満月です。
月の満ち欠けの周期は約29.5日のため、「31日まである月」で「1度目の満月が1日か2日」だった場合、ブルームーンとなる可能性があります。
2023年8月は2日が1度目の満月だったので、31日に2度目の満月を迎えることとなりました。
ブルームーンが見られる頻度は約2年半に1度。
しかし、今年はそれにスーパームーンの日が重なるので、なかなか珍しいと言えるでしょう。