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Credit: canva
psychology

ある動機から「夜の営み」をすると翌日のストレスが高まってしまう (2/2)

2026.02.05 21:00:24 Thursday

前ページ性行為は「当日限定」でストレスを下げる?

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「なぜしたのか」が翌日のストレスを左右する

さらに注目すべきなのは、研究者たちが「性行為をしたかどうか」だけでなく、「なぜしたのか」に着目した点です。

参加者は、性行為の動機についても回答しました。

たとえば「相手を喜ばせたい」「愛情を示したい」といった前向きな理由なのか、それとも「喧嘩を避けたい」「関係が悪化するのが怖い」といった理由なのかです。

その結果、関係の衝突を避けるために性行為をした場合、翌日のストレスが高くなることが明らかになりました。

一見、関係を円滑に保つための行動のように思えますが、心理学的には逆効果になる可能性があります。

嫌な結果を避けるための行動は、内面では緊張や警戒心を強めやすく、結果としてストレスを持ち越してしまうのです。

一方で、「相手を喜ばせたい」といった前向きな動機による性行為では、翌日のストレスがやや低くなる傾向も見られました。

ただし、この効果は性格特性などを考慮すると弱まるため、決定的とは言えません。

この研究は、「夜の営みはストレス解消になるか」という単純な問いに対し、「どんな気持ちで行ったかによって、結果は大きく変わる」という答えを示しています。

今回の研究が示しているのは、性行為そのものが万能のストレス解消法ではないという現実です。その日の気分を和らげる効果はあっても、それが翌日まで続くとは限りません。

特に、「関係を壊したくないから」「揉め事を避けたいから」といった理由での夜の営みは、かえって心に負担を残してしまう可能性があります。

ストレスを本当に軽くするためには、行動の表面だけでなく、その裏にある動機や関係性そのものに目を向けることが大切なのかもしれません。

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