プロは就寝・起床が遅く、アマチュアは睡眠時間が短めだった
まず注目したいのは、睡眠の質が悪い人の割合について、プロとアマチュアの間に大きな差が見られなかったことです。
睡眠に問題があると分類された割合は、プロ選手で37.1%、アマチュア選手で47.3%でした。
数字だけを見るとアマチュアの方が高く見えますが、この差は統計的に有意ではありませんでした。
つまり、この研究からは「アマチュアの方が明確に眠りの状態が悪い」とまでは言えません。
しかし、睡眠の“パターン”には違いがありました。
プロ選手はアマチュア選手よりも、就寝時刻と起床時刻が明らかに遅くなっていました。
一方で、総睡眠時間はプロ選手の方が長い傾向がありました。
これは、プロ選手の生活がeスポーツ中心になりやすく、夜遅くまで活動して朝も遅く起きる生活になっているためだと考えられます。
つまりプロ選手では、睡眠時間が極端に短いというより、睡眠の時間帯が後ろにずれる「睡眠相の遅れ」が課題になりやすいのです。
一方、アマチュア選手は、学業や仕事などの予定とeスポーツを両立している可能性があります。
その場合、日中の予定を動かしにくく、夜に練習時間を確保することで、睡眠時間が短くなっている可能性があります。
さらに研究では、午前3時〜8時59分にeスポーツをプレイしていることが、主観的睡眠の質の悪さと関連していました。
この時間帯の大部分は、多くの人にとって本来眠っている時間です。
そのため、早朝プレイをする生活パターンは、睡眠時間の短さや睡眠リズムの乱れと関係している可能性があります。
今回の研究は、eスポーツ選手の睡眠問題が、単なる夜更かしではなく、競技レベルや生活環境によって異なる形で現れる可能性を示しています。
eスポーツが競技として広がるほど、練習量や技術だけでなく、選手の眠りをどう守るかも重要な課題になっていくのです。





























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ただの娯楽をスポーツって呼ぶのやめな