ほとんど書かない人は「ミステリアス」ではなく「真剣ではない」と見られる?
対面の会話では、表情や声、相手とのやり取りを通して少しずつ印象が作られます。
しかし、マッチングアプリのプロフィールは一方向で静的なため、短い自己紹介文にも大きな意味が生まれます。
研究チームが注目したのは、自分の秘密をどこまで深く明かすかではなく、性格や趣味など、いくつの話題について情報を出すかという「自己開示の幅」です。
実験1には、恋人のいない異性愛者の学生90人が参加しました。
参加者は自分のプロフィールを作成した後、自己紹介の情報量が少ない、中程度、多いという3種類の異性プロフィールを評価しました。
情報が少ない条件は「Cute overall.」という一言だけで、中程度の条件にはユーモアのセンスや思いやり、新しい場所や経験への関心が簡潔に書かれていました。
また参加者は相手の性的魅力や人としての魅力、長期交際と気軽な性的関係への関心を評価し、相手に送るメッセージも作成しています。
その結果、情報が少ない人物は人としての魅力が低く、長期交際への関心が弱く、気軽な性的関係を求めていそうだと判断されました。
ただし、性的魅力の評価と、参加者自身が気軽な性的関係を望む度合いには、3条件で明確な差がありませんでした。
興味深いのは、情報が多い人物ほど長期交際を望んでいるように見えた一方、実際に長期交際の相手として最も関心を集めたのは中程度のプロフィールだったことです。
3人のうち最も好ましいデート相手として選ばれた割合は、中程度が52%、少ない条件が26%、多い条件が22%でした。

































