問題の「難しさ」を学習支援に生かす
ガブリエル博士は、問題解決を簡単または難しくする要因や、課題を楽しい、あるいはいら立たしいと感じる条件を研究してます。
そして博士によると、DecryptIQのスコアは、抽象的推論を得意とする傾向のある参加者ほど高くなります。
抽象的推論とは、目の前の情報から共通する規則や関係を見つけ、それを新しい問題に当てはめて考える力です。
これは博士いわく「代数の問題を解いたり、コンピュータープログラムを作成したりする際に必要となる能力」とのこと。
DecryptIQで暗号の背後にある法則を探す作業も、こうした考え方と関係しているとみられます。
そしてガブリエル博士たちが目指しているのは、人間の問題解決行動について、これまでで最大かつ最も多様なデータセットを作ることです。
集めたデータから、初心者がどのような問題を難しいと感じ、どんな条件なら挑戦を続けやすいのかが見えてくる可能性があります。
その知見は将来、生徒ごとの状態やつまずき方に合わせて学び方を調整する、個別化された数学教育に応用できるかもしれません。
特に上述した代数やコーディングのような課題では、ただ正解を教えるだけでなく、難しさを感じても考え続けられる支援が重要になります。
DecryptIQは現在、そのためのデータを集める入り口でもあります。
では、あなたのスコアはいくつになるでしょうか。
まずは15分間、初めて見る問題に向き合ってみてください
思考力は、未知の問題にどう挑むかに表れます。
























