1万1000年前に置かれた場所から「ヒョウに乗る人」が出現

カラハン・テペは、トルコ南東部のシャンルウルファ県にある新石器時代の遺跡です。
この地域には有名なギョベクリ・テペをはじめ、人々が狩猟採集生活から定住生活へ移行し、のちの農耕社会につながっていく大きな変化が起きた時代の遺跡が集中しています。
カラハンテペでは、2019年から発掘調査が続けられており、2026年の調査でも新たな建造物や遺物が見つかりました。
そのうちの1つが、今回発見された「ヒョウに乗る人」の像です。
像が置かれていた建造物は直径約3メートルで、床には平らな石が敷かれ、壁沿いにはベンチ状の設備が設けられていました。
像はそのベンチ状設備の上から発見され、高さは約70センチあります。
さらに発掘チームによると、像は約1万1000年前に置かれた場所に、そのまま残されていたと考えられています。
カラハン・テペ周辺では、これまでも人間と野生動物を組み合わせた印象的な作品が相次いで見つかっています。
2023年にはカラハン・テペで、自らの陰茎を握る巨大な男性像が発見されました。
また近隣のサイブルチ遺跡では、2頭のヒョウと雄牛、そして陰茎を握る男性を描いたレリーフも見つかっています。
こうした発見からは、当時の人々が人間の身体や男性性、危険な野生動物を象徴的なモチーフとして繰り返し表現していたことがうかがえます。































