リーダーとしての性質をどう調べたのか?

使われたのは「メタ分析」と呼ばれる方法です。
メタ分析とは、同じテーマを調べた過去の研究を集めて、その結果をまとめて分析する方法です。
いわば「研究の研究」ですね。
研究チームが集めたのは、性格と「リーダーとしてうまくやれるか」、または性格と「リーダーになるか」の関係を調べた研究です。
分析したデータは、あわせて203のまとまり(データセット)にのぼります。
1つの研究だけだと、その職場やその人たちだけの、たまたまの結果かもしれません。
たくさんの結果をまとめれば、全体としての傾向が見えやすくなります。
もう1つのポイントは、性格を細かく分けて見たことです。
性格は、ふだんは大ざっぱなくくりで語られがちです。
この研究では、性格をもっと細かな要素(ファセット)に分けて、それぞれがリーダーとどう関わるかを調べています。
「自己主張の強さ」や「自分を律する力」も、そうした細かな要素の1つです。
その結果、細かな要素ごとに、リーダーとの関係の強さがかなりばらばらだったと研究チームは述べています。
同じ「性格」の中でも、リーダーになることに関わる部分と、リーダーとしてうまくやることに関わる部分が分かれていたわけです。
さらに研究チームは、細かな要素の影響を、回帰分析によって比重をつけて組み合わせると、リーダーとしての成果の予測を改善できるとしています。
では、どの性格が大事かは、どんなリーダーでも同じなのでしょうか?



























