- Airbnbは宿泊客のネット上での性格を調べるAIを開発した
- AIは宿泊客の情報をネット上で調べ、予約する前に「危険人物」であるか判断する
宿泊施設でのトラブルは、日々オーナーたちを悩ませています。予約客が善良な人に思えても、宿泊した途端に裏の顔が出てきて、施設を破壊したり乱暴なパーティーを開いたりして迷惑をかけることがあるからです。
そこで世界最大級の宿泊予約サイト「Airbnb」は、宿泊客が反社会的な人格の一種「サイコパス」かどうか予約前に診断できるAIを開発しました。このAI によって、宿泊客はオンライン上の性格が明らかになるとのこと。
The Evening Standard はAirbnbがこの新しい技術をについて特許を申請したことを報告しています。
Booker beware: Airbnb can scan your online life to see if you’re a suitable guest
https://www.standard.co.uk/tech/airbnb-software-scan-online-life-suitable-guest-a4325551.html
AIによるユーザースコア判定
開発されたAIは、サイト上で予約してきた客がインターネット上ではどのような人物なのかを調べ、ネット上のデータに基づいてユーザースコアを算出します。スコアが低いユーザーは「トラブルを起こす可能性が高い」と判断されるわけです。
AIの調査によって次の点が明らかになった場合、ユーザースコアがダウンするとのこと。
①偽のネットワークプロフィールとの関連性が明らかになった場合や、プロフィールを捏造した場合
②ユーザーに関連するキーワードや画像、動画などに、麻薬やアルコール、反政府、セックスワークなどが含まれている
③ポルノに関係している人
④ネガティブな言葉でオンラインコンテンツを作成した人
⑤犯罪に関係している人