新型コロナウイルスの影響により、在宅でゲームをする人の割合が増えています。つい普段よりも長時間ゲームをしてしまうのではないでしょうか。
電子科技大学Tiejun Lie氏の研究によると、長期的にゲームをすることは人の「視覚的認知能力」を向上させるそうです。
視覚的認知能力とは、視界に入った情報が有用かどうか瞬時に判断する能力を指します。
実生活にはどんなメリットがあるのでしょうか?
脳にいい影響を与える! リアルタイムストラテジーゲームとは
現在、LEAGE OF LEGENDSやWarld of Warcraftなどのリアルタイムストラテジーゲームは世界で数百万の人に遊ばれています。
リアルタイムストラテジー(以下、RTS)では、プレイヤーはリアルタイムに進行する時間の中で、作戦を立てつつ敵と戦います。このゲームでは作戦を考える力、行動を選択する力、仲間と協力する力など、多くの能力が必要とされます。
過去の研究によると、RTSをやることで画面の変化に気づく能力、目と指先の連携、記憶力が向上することが報告されています。
今回の研究では、視覚から得た情報が有用なものか判断する「視覚的認知能力」にRTSが影響を与えるのか検証しました。