緊急時にはおしっこで発電できる
WaterLightのメリットはいつでも発電できることです。
ソーラーパネルを用いた太陽光発電は、クリーンなエネルギーとして注目されていますが、天候の影響を受けます。
昼間に発電しておかなければ、本当に明かりが必要な夜間では役に立ちません。
対してWaterLightは、夜間でも塩水さえあればすぐに明かりを灯すことが可能。これはコロンビアの農村部など、電気のない地域の需要をしっかりと捉えています。
漁師たちは夜間や早朝に魚を釣ることができ、職人たちも太陽光に影響されずに作業を続けられます。
ランタンの光が、電気がない地域の生活を向上させてくれるのです。
さらにWaterLightは子供をもつ親にも安心を与えるものとなります。
子供たちがろうそくの火で火傷を負ったり火事に巻き込まれたりするのを未然に防いでくれるでしょう。
もちろん、WaterLightは電気が普及している地域でも役立ちます。
緊急時には尿に含まれる塩分によって発電可能です。
被災したときや山で遭難したときでも、携帯電話を充電したり長時間明かりを灯したりできるのです。
今後、E-Dina社は大量生産バージョンのWaterLightを世界中で展開していく予定です。