塩水だけで5600時間発光する携帯ランタン
新しく開発された携帯ランタン「WaterLight」は筒状になっており、中に塩水を補充することで発電します。
海水などに含まれる塩分がWaterLightの内部のマグネシウムや銅のプレートと反応し、電気エネルギーを生成するのです。
この発電プロセス自体は新しいものではありませんが、E-Dina社は化学反応を長時間継続させる方法を開発し、特許を取得しました。
その結果、500mlの海水を補充するだけで最大45日間発光し続けます。
さらにUSBポートを介して、携帯電話や小型電気器を充電可能。
化学反応が終了したなら、ランタン内部の塩水を入れ替えるだけで繰り返し発電します。
ランタンの寿命は約5600時間であり、使用頻度にもよりますが、2~3年は利用できると言われています。