なぜ「空」で発電するのか? 飛行船型風力発電のしくみ
風力発電といえば、地上や海の上にそびえ立つ、大きな風車を思い浮かべる人が多いと思います。
現在よく使われている商用風車は、陸上でもブレードの付け根(ハブ)の高さが80〜120メートルほどあり、海上ではブレードの先端が地上から250メートル近くに達するものもあります。
ブレード自体も長さ80メートルを超えることがあり、巨大な基礎工事や大型クレーンを使った建設が必要です。
このような大きさのため、都市の中や高層ビルが立ち並ぶ場所に風車を建てるのはほとんど不可能です。
多くの風力発電所は郊外や海上に置かれ、そこから送電線で都市まで電気を運んでいます。
従来の風車型のもう一つの欠点は、地表付近の風があまり安定していないことです。
一方で、高い空の上では地面との摩擦が少なくなり、風はより強く、向きも安定しやすくなります。
そこで生まれたのが、「風車そのものを高い空まで持ち上げてしまおう」という発想です。
The world’s first MW-class S2000 Stratosphere Airborne Wind Energy System (SAWES) for urban use has successfully completed a test flight in Yibin, southwest China’s Sichuan Province. During the test, the system ascended to an altitude of 2,000 meters, generating and feeding 385… pic.twitter.com/CFynQ6h0b8
— People’s Daily, China (@PDChina) January 13, 2026
現在開発中のSAWESは、飛行船型の空中風力発電システムです。
ヘリウムを入れた巨大な飛行船型の気球に、風力タービンを取り付けた構造になっています。
代表的な機体は、長さ60メートル、幅40メートル、高さ40メートルほどです。
機体は地上から伸びたケーブルでつながれており、ガスの浮力だけで空に浮き上がります。
自分で空を飛び回るわけではなく、決められた高さで係留されたまま浮かんでいる状態です。
上空を吹く風が機体を通り抜けると、12基のタービンが回転し、その回転が電気に変えられます。
発電した電気は、係留ケーブルの中を通して地上まで送られ、そのまま送電網に接続されます。
地上側には通常の風力発電所と同じように変電設備が置かれますが、塔や巨大な基礎を作る必要はありません。
そして装置一式は標準的なコンテナで運ぶことができ、現地での設置から浮上までにかかる時間も、条件が良ければ数時間程度だと説明されています。
つまり、従来のように「どうやってもっと高い塔を建てるか」を考える必要はありません。
「風が安定している空に装置ごと浮かべてしまうという」のが、飛行船型の空中風力発電の考え方なのです。
では、このシステムは現在どれほどの電力を生み出せるのでしょうか。



























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