朝食が切り替える「脳と体のモード」
私たちの体は、自律神経によって無意識のうちに調整されています。
活動に向かうときに優位になるのが「交感神経」で、心拍数を高め、脳を覚醒状態に導きます。
一方、「副交感神経」は体を落ち着かせ、休息や消化を促す働きを担っています。
研究チームは、朝食の内容がこの自律神経のバランスに影響するのではないかと考えました。
実験では、女子大学生にエネルギー量が同じ二種類の朝食を摂取してもらい、食後の生理反応と認知機能を比較しました。
一つはご飯や魚を中心としたバランスの取れた和食、もう一つはドーナツと甘味飲料からなる高脂肪・高糖質の朝食です。
その結果、和食を食べた後は体温や心拍数が上昇し、体が活動モードに切り替わる反応が確認されました。
これは交感神経が活性化したことを示しています。
一方で、甘い朝食を摂取した場合、体はあまり活性化せず、副交感神経が優位な「休息と消化」の状態に傾いていました。




























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