正体不明の石板は「ゲーム盤」かもしれない。AIで分析

調査の対象となった石は「Object 04433」と呼ばれる白色の石灰岩板です。
サイズはおよそ21センチ×14.5センチで、楕円形に整えられ、上面には長方形の枠と4本の対角線、さらに中央を横切る1本の直線が刻まれていました。
この石は19世紀末から20世紀初頭にかけて、かつてローマ都市コリオウァルムが存在したヘールレンの地中から出土しています。
制作年代はローマ帝国の終わりごろ、約1500〜1700年前と推定されています。
しかし、この幾何学的な模様は既知のローマ時代のゲーム盤とは一致しませんでした。
そのため、これまで建築装飾の一部や舗装石の破片ではないかと考えられてきました。
転機となったのは、石の表面に見られる「摩耗」の存在です。
研究チームは顕微鏡観察と高精度の3Dスキャンを実施。
その結果、刻まれた線の上に沿って不均一な擦り傷が集中していることが判明しました。
特にある対角線では摩耗が顕著で、幅16〜18ミリほどの滑らかな帯状の痕跡が確認されています。
この幅は、同じ遺跡で見つかったローマ時代のガラス製や石製のゲーム駒の最大の直径(約20ミリ)とほぼ一致します。
つまり、駒が線の上を繰り返し「滑らされていた」可能性が高いのです。
単なる装飾や建築のガイド線であれば、このような線に沿った選択的な摩耗は生じにくいと考えられます。
さらに、石の縁が丁寧に仕上げられていることから、未完成品や作業途中の石材ではなく、完成品であったことも示唆されました。
とはいえ、どのようなゲームだったのかは依然として不明です。
そこで研究チームは、マーストリヒト大学(Maastricht University)で開発された「Ludii」という、いろいろなボードゲームをコンピュータ上で再現・解析できるソフトを使いました。
ヨーロッパで遊ばれてきた小さなボードゲームのルールを参考に、この石の盤面に合いそうな遊び方を組み合わせ、130パターンのゲーム案をつくります。
それぞれの案についてAI同士に1000回ずつ対戦させ、どの線の上をどれだけ駒が通ったかを細かく記録しました。
深く摩耗した線は使用頻度が高かったはずであり、摩耗が少ない線はあまり使われなかったはずです。
このようなシミュレーションの結果、この石板は「ブロッキングゲーム」で使われていた可能性が高いことが分かりました。
ブロッキングゲームとはいったいどんなゲームでしょうか。
























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