メガロドンの特徴は?
分類
メガロドンは残されていた顎、歯付近の化石を元に、ホホジロザメの近種である事が分かっています。
よって、基本的にはホホジロザメと関連づけて、メガロドンの様々な生態が推定されています。
例えば、
・歯に対する体の大きさ、の比率は似ているだろう
・全体的な体型は流線紡錘型だろう
・ホホジロザメの名前の由来通り、頬が白いのだろう
・歯の形態などから肉食だろう
と推定され、メガロドンのイメージ図などが描かれています。
ちなみに、ホホジロザメと言えば映画『ジョーズ』での獰猛な姿が印象的だと思いますが、ホホジロザメを含む多くのサメは好んで人間を襲うことはありません。
しかし、ホホジロザメは好奇心旺盛なため、興味を持ったものを歯で確かめたりはします。
もし襲うことがあったら、たまたま餌が少なかったり、偶然人の味を知ってしまい餌だと勘違いしてしまうことが原因なようです。
時代
メガロドンが生きていたのは、推定2300万〜300万年前です。
つまり、約2000万年もの間、その姿をほとんど変えずに存在していた事になります。
現在西暦2021年ですが、西暦0年からのことを思うと、人は姿も生活様式も大きく変化しました。
2000万年の安定さでいえば、人間よりもメガロドンの方が上ですが、なぜ絶滅してしまったのでしょうか。
また、2300万〜300万年前といいますと、ジュラ紀も終わり恐竜(鳥類がメイン)や魚竜(爬虫類がメイン)が滅びた後、哺乳類が繁栄していた時代です。
ちなみに巷には、大きな魚竜モササウルスとメガロドンが海底で戦っているイメージ画像が出回っていますが、実際にはモササウルスは既に滅んでいたと思われます。