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Credit: canva
health

「読み書き習慣」が認知症リスクを40%低下させる可能性

2026.02.12 12:00:08 Thursday

アメリカの研究チームが発表した最新の研究によると、日常的に読書や執筆、外国語学習などの知的活動に取り組んできた人は、そうでない人に比べて、アルツハイマー病の発症リスクが最大で約40%低い可能性があることが示されました。

認知症は2050年までに世界で1億5000万人以上に増えると予測されている深刻な疾患です。

その中でも最も多いのがアルツハイマー病です。

今回の研究は、日常の「読み書き習慣」がそのリスクにどう関わるのかを検証したものです。

Reading and writing can lower dementia risk by almost 40%, study finds https://www.theguardian.com/society/2026/feb/11/reading-writing-lower-dementia-risk-study-finds

生涯の「知的刺激」がカギだった

研究は、シカゴのラッシュ大学医療センターの研究チームによって行われました。

研究開始時に認知症を発症していなかった平均80歳の1939人を、平均8年間追跡しています。

参加者は、自分の人生を3つの時期に分けて振り返りました。

まず18歳以前の「早期」。読み聞かせの頻度や読書習慣、自宅に新聞や地図帳があったか、5年以上の外国語学習経験があるかなどが評価されました。

次に中年期。40歳時点の所得、辞書や雑誌購読、図書館カードの有無、博物館や図書館を訪れる頻度など、学習環境の豊かさが調べられました。

そして高齢期。読書や執筆、ゲームの頻度、年金などの収入状況が評価対象となりました。

これらを総合した「生涯の知的刺激スコア」をもとに、最も高い上位10%と最も低い下位10%を比較したのです。

次ページ発症リスクが約38%低く、発症も5年以上遅れる

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