うんち移植で生殖能力は変るのか?

「いつまで妊娠できるのか」「更年期はいつ来るのか」。
年齢と生殖の話題は、多くの人にとって身近で、でも少し怖くて、できれば考えたくないテーマかもしれません。
実は、卵巣はからだの中でもかなり早く老化が進む臓器で、閉経のタイミングは妊娠の終わりだけでなく、骨粗しょう症や心血管疾患(心臓や血管の病気)、認知症など、その後の病気のリスクとも関連が指摘されています。
「卵巣がどのくらい長く働いてくれるか」は、寿命や健康寿命を左右しうる重要な要素なのです。
一方で、お腹の中の「腸」には、もう一つの巨大な世界があります。
それが腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)です。
何兆という細菌たちが、食べ物を分解したり、ビタミンを作ったり、免疫(体を守る仕組み)と交渉したりしながら、私たちの体と毎日やりとりをしています。
この腸内細菌叢は、糖尿病やうつ病など、そして生殖機能にまで関係する可能性が、近年の研究で次々に報告されてきました。
生殖との関係で特に知られているのが、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)です。
過去の研究では、この患者さん(ヒト)から腸内細菌を別のマウスに移すと、受け手のマウスの卵巣の状態や妊娠のしやすさが悪くなることが報告されています。
ここまでは、「悪い腸内細菌は卵巣にも悪い」という、ある意味わかりやすい話でした。
では、特定の病気ではなく、ふつうに年をとったときの腸内細菌はどうでしょうか。
年齢を重ねると、腸内細菌の顔ぶれは少しずつ変わっていきます。
高齢になると炎症が増えたり、ホルモンバランスが乱れたりする背景には、この「老化した腸内細菌」の変化も関わっているのではないかと考えられています。
老いたメスのマウスでは、卵の数も減り、ホルモンも乱れがちです。
その卵巣と長年付き合ってきた腸内細菌を、元気な若いマウスに渡したら、若い卵巣まで巻き添えで老化させてしまうのではないか──それが、今回の研究チームを含む多くの人が最初に抱いていた直感でした。
しかし、別の見方をすると、年長マウスの体は「ただ衰えているだけの存在」ではありません。
卵巣の力が落ちていく中で、からだ全体としてなんとかバランスを保とうと、いろいろな調整をしているはずです。
腸内細菌もまた、その調整に巻き込まれて、ホルモンや炎症を“補う方向”に変化しているかもしれません。
長年卵巣の衰えと付き合ってきた老マウスの腸内細菌には、「どうすれば卵巣を支えられるか」というノウハウがしみ込んでいる可能性があるわけです。
そこで今回研究者たちは「年をとったメスのマウスのうんちを、若いメスのマウスに移したらどうなるのか」を試すことにしました。

























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