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Credit: canva
health

同じ食事メニューが「ダイエット効果を高める」可能性

2026.03.30 07:00:45 Monday

ダイエットに挑戦すると、多くの人が「栄養バランスよく、できるだけ多様な食事を取り入れるべき」と考えがちです。

しかし反対に、もし「毎日ほぼ同じメニューを食べること」が、むしろ減量効果を後押しするとしたらどうでしょうか。

米ドレクセル大学(Drexel University)の研究チームはこのほど、食事の「ルーティン化」が減量の成功に関係する可能性を明らかにしました。

研究の詳細は2026年の学術誌『Health Psychology』に掲載されています。

Eating The Same Meals Every Day May Have a Surprising Effect on Weight Loss https://www.sciencealert.com/eating-the-same-meals-every-day-may-have-a-surprising-effect-on-weight-loss
Do routinized eating behaviors support weight loss? An examination of food logs from behavioral weight loss participants. https://doi.org/10.1037/hea0001591

同じメニューの「繰り返し」が減量を後押しする

研究チームは今回、過体重または肥満の成人112人を対象に、行動的な減量プログラムのデータを分析しました。

参加者は日々の食事内容を記録し、摂取カロリーや体重の変化が追跡されています。

その結果、プログラム開始から12週間の間に、同じ食事や間食をとり続けた参加者や、日々のカロリー摂取量が一定だった参加者ほど、異なる食事を選んだりカロリー摂取量が大きく変動した参加者に比べて、より多く体重を減らす傾向が確認されました。

具体的には、食事がルーティン化していた人は平均で体重の約5.9%を減らしたのに対し、食事内容に多様性があった人は約4.3%の減少にとどまりました。

さらに重要なのは、日々のカロリー摂取量の安定性です。

研究では、1日の摂取カロリーの変動が100キロカロリー増えるごとに、体重減少量が約0.6%低下することが示されました。

つまり、「何を食べるか」だけでなく、「どれだけ一定の食事を続けられるか」が、減量の成果に影響していたのです。

次ページなぜ同じ食事が効くのか?カギは「意思決定の削減」

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