「自分の犬」と「見知らぬ犬」で人間は声が変わるのか?

犬に話しかけるとき、人の声は普段と少し違う響きを持ちます。
たとえば、公園や街角で犬に話しかける人の声をよく聞いてみてください。
きっと普通に人と話しているときとは、声の調子が少し違うことに気づくはずです。
それはちょっと高くて、やわらかくて、優しいトーンでしょう。
これまでの研究から、人が犬に対して赤ちゃん向けのような話し方をすることがあると分かっています。
犬好きの人は「確かにそうだ」とうなずきますが、犬が特別好きでなくても、犬に向かうと自然にこうした話し方になる人はいます。
では、なぜ人は犬に対してこのような特別な話し方をするのでしょうか。
最近の研究では、この「犬向けの話し方」を科学的に調べる動きが広がっています。
ここであえてSF的に言えば「対異種族における人類の無意識的音声コミュニケーション調整機構の分析」となるかもしれません。
科学者たちは、この犬に対する独特な話し方が単なる習慣やクセにとどまらず、実は「人と犬とのコミュニケーションにとって重要な役割」を果たしているかもしれないと考え始めているのです。
つまり、この特別な話し方を詳しく調べることは、人間が犬とどのように絆を深めているのかを理解する上で、とても大切な手がかりになる可能性があります。
しかしこの分野の研究にはまだ盲点がありました。
それは「自分の犬」と「見知らぬ犬」の比較です。
先に述べたように、人間どうしの場合を考えてみると、親しい友だちや家族と話すときは、自然と声が高く、明るく、表情も豊かに、逆に初対面の相手には、声や表情はやや控えめになることが普通です。
この人間同士のパターンは犬にも当てはまるのでしょうか?


























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