深海に見つかった人工物のような謎の構造
OETの研究チームは、毎日、探査船ノーチラス号から撮影された海洋映像を「ノーチラス・ライブ(Nautilus Live)」として配信する取り組みを行っています。
今回の「黄色いレンガ道」は、北西ハワイ諸島のパパハナウモクアケア海洋ナショナル・モニュメント(PMNM)で発見されたものです。
PMNMは世界最大級の海洋保護区で、アメリカの国立公園すべてを合わせたより広く、まだ全体の3パーセントほどしか探査されていません。
その中でOETは現在、PMNM内のリリウオカラニ(Liliʻuokalani)尾根の水深3000メートル付近の海底探査を進めています。
「黄色いレンガ道」は、チームの操縦する無人潜水艇によって偶然発見されました。
3000メートルもの海底にあるにもかかわらず、驚くほど乾燥しているように見え、レンガによく似た形に割れています。
発見時のライブ映像には、「これはアトランティスへの道だ」という声や、「黄色いレンガ道?」といった探査チームの声が聞こえます。