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psychology

感情知能の高い人にみられる「3つの行動傾向」とは

2026.07.21 07:00:56 Tuesday

「感情知能(EI)」とは、自分や他人の感情を理解し、適切にコントロールして行動や人間関係に活かす力です。

感情知能の高い人と聞くと、いつでも冷静で、決して怒らず、誰に対しても優しく接する人物を想像するかもしれません。

しかし、感情知能が高いからといって、感情に振り回されることがまったくないわけではありません。

彼らも腹を立てますし、疲れているときには人の話を十分に聞けなかったり、思わず自分勝手な態度を取ってしまったりすることもあります。

重要なのは、失敗しないことではありません。

感情が動いたときや、自分の間違いに気づいたときに、その状況とどのように向き合うかです。

では、感情知能が高い人に共通してみられる3つの行動傾向とは、何でしょうか?

3 Top Tier Emotionally Intelligent Tendencies https://www.psychologytoday.com/us/blog/peaceful-parenting/202607/3-top-tier-emotionally-intelligent-tendencies

その1:感情のまま反応せず、考えて応答する

誰かから問題を指摘されたとき、私たちは反射的に自分を守ろうとします。

「自分は悪くない」「相手の方こそ問題がある」と言い返したくなることもあるでしょう。

自分を否定されたように感じれば、相手の言葉を最後まで聞く前に、怒りや不満をぶつけてしまうかもしれません。

しかし、感情知能の高い人は、すぐに反撃するのを抑え、相手が何を伝えようとしているのかを考えます。

相手の指摘をすべて正しいと受け入れるわけではありません。

まずは相手の視点から状況を眺め、そのうえで、自分にも改善すべき点があるかを振り返ります。

つまり、相手に言われたことを無条件に受け入れるのでも、反射的に拒絶するのでもなく、その指摘にどの程度の妥当性があるかを冷静に判断するのです。

その結果、自分に非があると分かれば、責任を受け入れることができます。

反対に、相手の指摘が不公平だと判断した場合には、落ち着いて自分の考えを伝えます。

このときも、相手を侮辱したり、人間関係を壊したりするような言い方は避けます。

感情に任せて「反応する」のではなく、状況を理解したうえで「応答する」のです。

一方、感情知能が十分に働いていない場合、指摘された瞬間に責任を相手へ押し返してしまうことがあります。

問題の中で自分が果たした役割を考えず、強い言葉や怒りによって、問題を持ち出した相手を黙らせようとします。

さらに、その後になって「自分はいじめられた」「相手が攻撃してきた」と被害者の立場を取ることもあります。

あるいは、問題を指摘した相手を無視したり、遠回しに困らせたりするかもしれません。

これでは、本来話し合うべきだった問題は解決されません。

むしろ、問題を口にした側が「もう何も言えない」と感じるようになり、人間関係に深い溝が生まれてしまいます。

感情知能の高い人が持つ最初の能力とは、怒らないことではありません。

怒りや不安が湧いたときにも、すぐにそれを相手へぶつけず、一度立ち止まって考えられることなのです。

次ページその2:嫌な相手には、攻撃ではなく「境界線を引く」

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