動画は何次元なのか?
私たちはモニターや、そこに映る映像、絵画などをまとめて2次元と呼んだりします。
しかし、動画は2次元なのでしょうか?
普通の絵は止まったまま動きませんが、動画の場合、時間の経過に合わせて写っているものが変化していきます。
写真なら「画面の中央に写っているものがおわかりいただけただろうか?」なんて情報の提示の仕方をしますが、動画紹介の場合「話題の箇所は3分15秒後から」みたいな情報の出し方をします。
動画には二次平面としてのXY軸以外に、一次元の時間軸シークバーがついていて、見せたい場面やものを紹介するには時間も必要な情報になってきます。
ここまで説明を聞いてきた人は、もうすでにおわかりでしょう。
つまり動画は空間次元2個と時間次元1個が組み合わさった3次元時空なのです。
一般的には平面は2次元、立体は3次元という言い方をしますが、時間のような空間からは独立したパラメータが付属することで、2次元平面の動画は理論上は3次元構造になるのです。