男性の前立腺は快楽の泉

今回の研究から、肛門性交による快感は解剖学的・生理学的な根拠を伴うものであることが示唆されます。
直腸の前方浅部が人気だった理由について、研究チームは男性と女性それぞれの身体構造に着目しています。
男性の場合、直腸の浅い前側は前立腺という器官に隣接しています。
前立腺は「男性のGスポット」とも呼ばれ、刺激すると射精やオーガズムを引き起こしやすい性感帯として知られています。
このため肛門から前立腺付近を刺激することで、男性は挿入のみでも快感の高まりやオーガズムを得やすいと考えられます。
一方、女性には前立腺はありませんが、直腸前壁の近くには陰核(クリトリス)の内部構造である陰核脚(クリトリスの脚の部分)が左右に伸びており、さらに骨盤内を走る陰部神経の枝もこのあたりを通っています。
陰部神経は陰茎や陰核など外陰部だけでなく、肛門や直腸周囲の感覚も支配している主要な性感神経であり、オーガズムにも深く関与します。
つまり男女問わず直腸の前側には性感を司る神経や組織が集中しているため、その浅い部分の刺激が強い快感を生むのだろうと考えられるのです。
研究チームは論文の中で「男性は女性よりも他の刺激無しに肛門刺激だけでオーガズムに達しやすいことが明らかになりました。ひとつの説明として、男性には前立腺とその周囲の神経束があり、これが肛門性交でのオーガズムに寄与している可能性があります」と述べ、男女差の一因を解説しています。
なぜ男性は前立腺刺激で快感を感じるのか?
多くの男性にとって前立腺への適度な刺激は快感を生みやすいと考えられています。それには大きく二つの理由があります。
ひとつめは前立腺が射精というフィナーレの主役の一つだからです。射精のとき、前立腺は精液の三割ほどを占める分泌液をギュッと絞り出しながら、尿道へ“押し込むポンプ”の役目を果たします。その際に前立腺の筋繊維がリズミカルに収縮し、周囲の神経が一斉に興奮して脳に強い快感信号を送ります。
外側から圧をかけると、この「射精リハーサル」のような収縮が部分的に起こりやすくなり、脳は射精時と似たパターンの快感を感じ取るわけです。
ふたつめは、前立腺を包む被膜やその裏側に性感を伝える細い神経が集中していることです。これらは骨盤内を走る骨盤神経や陰部神経と合流し、ペニスの亀頭や会陰を刺激したときと同じ“報酬回路”を脳内で開きます。つまり前立腺の軽い圧迫は、亀頭を触られたときと似た信号を脳に送りつつ、射精に備える生理的反射まで部分的に呼び起こすため、独特の深い快感になりやすいのです。
こうした解剖学的・生理学的仕組みのおかげで“前立腺は男性のGスポット”と呼ばれることがあるのです。
もっとも、こうした生物学的要因だけで男女差のすべてが説明できるわけではありません。
研究者らは社会的・心理的な要因の影響も指摘しています。
例えば女性の場合、オーガズムに達するには陰核への刺激が欠かせない人が多く、肛門だけでは不十分に感じることが多いかもしれません。
実際、本調査でも肛門のみでイク女性は少数派で、ほとんどは他の部位との併用刺激が必要だと答えています。
また、肛門セックスに対する世間のスティグマ(負の烙印)や個人のメンタル面も無視できません。
長年タブー視されてきた経緯から、女性は肛門で感じることに罪悪感や恥じらいを覚えたり、男性パートナー側も女性の肛門を積極的に刺激しづらかったりする場合があるでしょう。
そうした心理的ハードルが女性のオーガズム達成率を下げている可能性もあります。
一方、男性側では先述のように「肛門の快感=ゲイっぽい」という偏見が根強いことから、特に異性愛男性では肛門への刺激自体を避けたり軽視する傾向があるかもしれません。
性的嗜好や価値観によっても、感じ方や答え方には差が生じうるわけです。
本研究はアンケートによる自己申告データを用いており、回答者が主観的に感じた快感やオーガズムをベースにしています。
そのため記憶違いや回答バイアスの可能性は残ります。
また調査対象はシスジェンダーの男女に限られており、トランスジェンダーやノンバイナリー(Xジェンダーなど)の人々は含まれていません。
従って、性多様性を含む全ての集団に今回の知見が当てはまるとは言えず、今後はより多様な参加者を含めた研究が望まれます。
とはいえ、本研究は肛門性交のポジティブな側面に光を当て、その実態を科学的に示した点で画期的です。
多くの男女が肛門で快感を覚え、中でも前側の浅い部分が人気であること、そして男性は女性より挿入刺激のみでオーガズムに達しやすいことがデータで裏付けられました。
これらの発見は、肛門にも明確な性感帯が存在し、それが神経解剖学的に説明しうる現象であることを示しています。
今後この知見が広まれば、アナルセックスに対する根強いタブーや誤解の解消にもつながるかもしれません。
実際、研究者たちは「肛門の性感構造を理解することで、患者へのより良い性的カウンセリングや、肛門周辺の手術・治療後の影響予測に役立つ可能性がある」と述べています。
(※たとえば手術などで直腸の一部を切除する場合、快感の源となりやすい浅い部分を切り取るのを可能な限り避けるなどの方法が提案できるでしょう)
セックスについて語る上で、快感や満足といった前向きな側面にもしっかり目を向けることの大切さを、本研究は教えてくれているのです。
日本においては肛門性交だけでなく通常の性行為研究も軽視したり、さらに笑いものにすることがあり、時には性科学研究そのものが偏見の目でみられれがちです。
少子高齢化に悩む国の国民が性科学を笑うのは、非常に憂慮すべき状況だと言えます。
性科学を笑うものは性科学に泣くことになるでしょう。
経験則としては割とよく知られているものではありますね。
【朗報】エロマンガ、事実だった!
М性感やSМクラブなどの性サービスでは、男性の肛門に指や器具を挿入し性的絶頂へ導くというのが昔からありますね。
やってみようかな
浅いところも勿論キモチ良いけど、軽くて鋭い快感なんだよね。
浅い部分の奥にある腸が狭くなって引っ掛かるところを抜けた深奥は更に深くて太い快感があって、体全体が痺れて頭の中がキラキラキュンキュンして最高にキモチいい♪
引っかかる所を抜けたっていうのは、抵抗が少しあるけどグポッって入る感じのやつですか?
> 抵抗が少しあるけどグポッって入る感じのやつですか?
正にそうです^^
グポッと入った奥がキモチいいんですけど、グポッと入るところもゆっくり押し引きすると(特に引きが)キモチいいですよね♪
私は最近アナル遊びを始めたばかりの初心者なので、まだグポッと突き抜けた時に気持ち良くなる領域までいってません。
なんとなく、気持ち良いのかも?ってくらいですかね。
日によってですが体勢や角度が悪いのか引っかかったままグポらない時もあったり、引っかかった時に鈍痛がしてやめたり。
そんなに気持ち良くなるんですね!
> 体勢や角度が悪いのか引っかかったままグポらない時もあったり
グポッとするところをくぐらせるには入れてからの角度が大事です。アナルの入口から背骨側に向けて深い角度(?)で入れて戻してしていくとくぐりやすいですよ。
あと、お風呂に浸かって体を温めると体が緩んで受け入れやすいです。
他にキモチよくなるコツとしては初めの頃は入れた後は動かさずに乳首などの性感帯を触って身体の感度を上げるとアナルも連動してキモチよくなりやすいです。
焦らすじっくりとアナルを慣らしていって下さい^^
はい!わかりました。
先輩の言う通り焦らずじっくりやってみたいと思います。
頻度はどのくらいの方が良いのでしょう?
私は少し硬めの便が多めに出た日があれば、その時にタイミングと気分が乗ればする程度なので、早いスパンでも週一程度です。
長いと一ヶ月以上空ける時もあります。
あまり日数を空けずに定期的にした方が、快感を得やすくなるのでしょうか?
今くらいの感じで良いと思います。
あまり期間が空くとディルドに馴染んだアナルが元に戻ってしまい、都度馴染ませる事が目的となり、中々次のステップ(脳にアナルの快感を認識させる)へ進まないので、週一くらいの頻度が適当ですが、発情してない(気分が乗ってない)のに義務的に行っても快感を感じにくいので(醒めたSEXと同じ)、期間を空けすぎない様にだけ気をつけてれば良いかと思います。
アナルが感じる様になると、特に初めの頃は中毒みたいに身体が疼いて挿入を求める様になるので、そうなると一気に開発が進みます。