水深4000メートルの未知なる世界と新種発見
今回、世界各国の海洋生物学者たちが共同で挑んだのは、メキシコとハワイの間に広がる「クラリオン・クリッパートン断裂帯(CCZ)」と呼ばれる深海平原です。
ここは大陸サイズの広大な海底で、地球上でもっとも未知な場所のひとつとされています。
調査隊は、国際海底機構(ISA)のガイドラインに沿い、5年もの歳月と160日間にわたる船上調査を行いました。
その目的は、CCZに眠るレアアース(金属資源)の採掘が、深海生態系にどのような影響を与えるのかを確かめることでした。
しかしその過程で、研究者たちは予想外の“宝物”を見つけることになります。
4000メートルの深さにある海底は、光が一切届かず、1年で堆積物が0.001ミリしか積もらないほどの超貧栄養環境です。
そんな過酷な世界から、研究チームは0.3ミリ以上の生物を4350体も採集し、そのうち種として同定されたものは788種でした。
さらに、その多くが未記載の新種と考えられています。

主な生物は、触手のような姿の多毛類(海毛虫)、不思議な甲殻類、貝類など。
まるで映画に出てくるエイリアンのような、見たこともない形や色を持った生き物ばかりです。
実は、こうした深海域では「新種ラッシュ」が続いており、過去の調査でも5000種を超える新たな生物が発見されています。
深海は“もうひとつの地球”と言っても過言ではありません。




























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