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Credit: canva
health

「コンテンツ一気見」する人、孤独感が増大しやすい可能性

2026.01.22 12:00:15 Thursday

動画配信サービスでドラマやアニメを次々と視聴する「一気見」は、今や珍しい行動ではありません。

週末にまとめて見る人も多いでしょう。

しかし中国・黄山大学(Huangshan University)の研究で、こうした一気見の中でも「依存的な一気見」に該当する人は、強い孤独感を抱えやすいことが明らかになりました。

単なる娯楽としての一気見と、問題を伴う一気見の間には、はっきりとした違いがあるようです。

研究の詳細は2026年1月21日付で科学雑誌『PLOS ONE』に掲載されています。

People with ‘binge-watching addiction’ are more likely to be lonely, study finds https://medicalxpress.com/news/2026-01-people-binge-addiction-lonely.html
Binge-watching addiction as an emotion regulation way of coping loneliness https://doi.org/10.1371/journal.pone.0329853

孤独と結びつくのは「一気見」ではなく「依存的な一気見」

研究者たちは今回、日常的にテレビシリーズを長時間視聴している成人551人を対象に調査を実施しました。

参加者はいずれも、1日あたり3.5時間以上、週に4話以上を視聴する「ヘビーユーザー」でした。

研究の重要なポイントは、一気見を一括りにせず、「依存的な一気見」「非問題的な一気見」に分けて分析した点にあります。

「非問題的な一気見」とは、「自分でやめ時を決められる」「生活への支障がない」「純粋な楽しみとして見ている」「心理的な問題と強く結びついていない」ことを特徴とします。

一方で、「依存的な一気見」とは、「やめたくてもやめられない」「日常生活に悪影響が出る」「感情調整の手段になっている」などを特徴とします。

その結果、全体の約6割が「一気見依存」の基準を満たしていました。

分析の結果、孤独感と強く関連していたのは、依存的な一気見をしている人たちだけでした。

一方で、同じように長時間視聴していても、依存の基準を満たさない人では、孤独感との明確な関連は確認されませんでした。

つまり、問題は「どれだけ見るか」ではなく、「どのような心理状態で見ているか」にあることが示唆されたのです。

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