口の中に隠されていた「草食の証拠」
発見されたのは頭骨のみでしたが、研究者たちは高解像度のマイクロCTスキャンを用いて内部構造を詳しく調べました。
その結果、ティラノロテールの口の中には、顎の歯だけでなく、上顎の口蓋部分や下顎にも歯のような骨質構造が並んでいることが分かりました。
これらは「歯板」と呼ばれる構造で、後の恐竜など多くの草食動物で見られる特徴です。
硬い植物質をすり潰すために、上下で擦れ合うように働くと考えられています。
チームは、この歯列構造が、ティラノロテールが主に植物を食べていたことを示す直接的な証拠だと判断しました。
フィールド自然史博物館の進化生物学者は、これを「野菜を食べていたことが分かっている最古級の四肢動物の一つ」だと表現しています。
ただし、完全な植物食だったわけではないと考えられています。
現生の草食動物の多くが動物性タンパク質も摂取するように、ティラノロテールも昆虫などの小動物を食べていた可能性があります。
むしろ、昆虫の外骨格を砕くために進化した歯の構造が、結果的に植物を処理する能力につながった可能性が指摘されています。
草食の起源は想像以上に古かった
ティラノロテールが生きていた石炭紀の終わりは、地球規模の気候変動が起きた時代でもありました。
その後、この系統の動物は繁栄できずに姿を消していきます。
今回の発見は、単に「古い草食動物がいた」という話にとどまりません。
陸上生態系が成立し始めたごく初期の段階で、動物たちがすでに植物という資源に挑戦していたことを示しています。
陸上動物と植物の関係は、私たちが思っていた以上に、古くから複雑に始まっていたのかもしれません。



























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「これまでの理解」のほうに無理がある気がする。
陸上の動物が最初は全て肉食だったとするなら、最初の一頭はエサがない状態で上がってきたことになる。
また最初の種は共食いしかエサを得る手段がなかったことになる。そんな学説がなぜ成立していたのか?
水辺で狩りしてたとか
貴重な発見ではあります。只、口蓋歯は魚類・両生類・爬虫類に広く見られる構造ですので、ティラノロテルは固い食べ物を磨り潰す“歯板”として更に特化していたという事なのだと思います。驚きは然程感じません。少し後の時代には側爬虫類や単弓類が高度な植物食性を示して大放散していますし…。個人的見解ですが、人類が“万物の霊長”と規定されているキリスト教徒、中でも米国は両生類・爬虫類を“舐めてる”節があります。系統進化の観点では哺乳類こそ保守的で、ある意味傍系的存在とさえ言えるのですが…。「複雑な行動や社会性」「好奇心や感情」「高度な運動能力や代謝」「多様な食性…特に植物食を伴った豊かな生態系」等、あたかも哺乳類の専売特許かの如く“大本営発表”されていた要素が多くの“下等な冷血動物”で進化し、各時代・各進化段階の最適解に収まっていた事が判明している今、現代地球に於ける人類のポジションを熟考すべき時が来ているのかも知れません。
元記事を簡単にチェックして来ました。三億七百万年前の石炭紀後期ですね(307Ma)。三億七千万年前(370Ma)と見間違えていました。なぁんだ。より基盤的な系統に植物食が出現していた…というだけで、同時代にはエダホサウルス類とかの植物食動物がバリバリに展開していた時期じゃないですか。ウルトラマンの「悪魔はふたたび」の三億五千年前(何と300.005Ma)と同じ様な紛らわしさ!
こういうタイトルで使われる画像は普通再現図かと思ってワクワクするけど、ナゾロジーって見えてなんだただの生成画像かって白けた。カインさんとかの面白い記事があって読んでたけど何かもういらないかな。