「肉の正体」を思い出させるだけで選択が変わる
研究チームが行ったのは、非常にシンプルな実験です。
大学の食堂で提供するメニューを2種類用意し、ほぼ同じ内容にしながら、1つだけ違いを設けました。
それは、肉料理の横に「その肉の元となった動物の写真」を載せるかどうかです。
例えば、
・鶏肉料理にはニワトリの写真
・豚肉料理にはブタの写真
・牛肉料理にはウシの写真
が添えられました。

一方で、野菜料理には画像は付けられていません。
ここで重要なのは、これらの画像が感情に訴えるようなものではなかった点です。
血や屠殺の様子が描かれていたわけではなく、白い背景にただ動物が写っているだけの、ごく中立的な写真でした。
それにもかかわらず、結果は明確でした。
動物の画像が付いたメニューを見た学生は、そうでないメニューを見た学生に比べて、野菜料理を選ぶ確率が約22%高くなったのです。
つまり、「これは肉である」と示すのではなく、「これは動物だった」とさりげなく思い出させるだけで、人の選択が変わったのです。
























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