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Credit: canva
psychology

周囲から「退屈な人」と思われやすくなる心理的特徴とは?

2026.05.15 06:30:44 Friday

「この人と話していると、なぜか時間が長く感じる」

そんな相手に会ったことはあるでしょうし、逆に自分がそう思われているかもしれません。

退屈と感じてしまうのは、なぜでしょう?

話題が少ないからでしょうか。ユーモアがないからでしょうか。それとも、性格が内向的だからでしょうか。

今回紹介された心理学的な議論では、周囲から「退屈な人」と見なされるかどうかには、単なる話術や社交性だけでなく、「主体性」が深く関わっている可能性が示されています。

ここで言う主体性とは、自分の人生の方向を自分で選び、動かしているように見える感覚のことです。

What Makes for a Boring Person? https://www.psychologytoday.com/us/blog/modern-boredom/202605/what-makes-for-a-boring-person

「人生を自分で動かしている人」は退屈に見えにくい

記事を紹介した心理学者は、次のような例え話から始めます。

「想像してみてください。

ある人は、大手テック企業で数年間働いています。

仕事は退屈で、毎日が単調です。

しかしその人は、上司に別の役割を求める自信がなく、不満を抱えたまま働き続けます。

やがて限界を迎えて退職しますが、その後も明確な方向性を持てず、あれこれと流されるように過ごしています。

一方、別の人は、ずっと医師になることを夢見ていました。

しかし成績が足りず、すぐには医学部に入れません。

それでも諦めず、関連する訓練を受け、集中治療室の看護師として経験を積み、長い時間をかけて医学部への道を切り開きます。

そして最終的に、医師になるという目標を実現します。

この2人のうち、どちらが「退屈な人」に見えるでしょうか」

紹介された研究では、この違いを分ける鍵として「主体性」が挙げられています。

自分の人生の方向を自分で選び、目標に向かって行動しているように見える人は、退屈だとは見なされにくいのです。

反対に、自分の人生に対して「どうせ自分では変えられない」「流されるしかない」という態度を取っているように見える人は、周囲から退屈だと判断されやすくなります。

これは、単に成功しているかどうかの話ではありません。

医師を目指した人物も、最初から順調だったわけではありません。

むしろ、夢の実現には苦労していました。

それでも、自分の目標に向かって試行錯誤し続けていました。

この「自分で人生を動かそうとしている姿勢」が、周囲には魅力として映るのです。

一方で、仕事が合わないこと自体は珍しくありません。

退職や迷いも、人生では自然なことです。

しかし、そこから何を選ぶのか、どう立て直そうとするのかが見えないと、他人の目には「自分の人生に関わろうとしていない人」として映ってしまう可能性があります。

退屈さとは、話が面白いかどうかだけでなく、「この人は自分の人生に参加しているのか」という印象とも結びついているのです。

次ページ退屈な人は「他人に関心がない人」とも見なされやすい

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