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Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
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太陽フレアを音に変換したら、ホラー映画みたいだった

2026.04.21 17:00:05 Tuesday

太陽の表面で突然起きる巨大な爆発「太陽フレア」

その様子は映像で見るだけでも迫力がありますが、もしそれを「音」として聞いたらどうなるのでしょうか。

2026年3月、アマチュア天文家のDudeLovesSpaceが、太陽黒点「AR4392」がフレアを噴出する瞬間を偶然捉えました。

さらにこの観測では、電波として記録されたデータを音に変換することで、太陽の活動を“耳で体験する”という珍しい試みが行われています。

その結果は、まるでホラー映画のように不気味な音でした。

実際の音を聞いてみましょう。

The ‘Sound’ of a Flare Erupting From The Sun Is an Unnerving Horror https://www.sciencealert.com/the-sound-of-a-flare-erupting-from-the-sun-is-an-unnerving-horror

太陽の爆発を「音」にすると何が起きるのか

今回の観測のポイントは、「データのソニフィケーション(音化)」と呼ばれる手法にあります。

太陽フレアが発生すると、可視光だけでなく電波などさまざまな波長の放射が放出されます。

通常、これらはグラフや数値として分析されますが、今回はその一部を音声信号に変換しました。

つまり、太陽が発した電波の変化を「音の変化」として再現したのです。

その結果生まれた音は、規則的なメロディとはほど遠く、不安をかき立てるようなノイズやうなりに満ちていました。

まるで何かが唸り声を上げているかのような、不気味な響きです。

実際の音声データがこちらです。

ただし注意すべきなのは、これは実際に宇宙空間で聞こえる音ではないという点です。

宇宙はほぼ真空であり、音はそのまま伝わりません。

今回の音はあくまで「電波データを人間が知覚できる形に翻訳したもの」です。

それでも、こうした音化には重要な意味があります。

視覚だけでは気づきにくいパターンや変化を、聴覚を通じて捉えられる可能性があるため、科学的な分析にも役立つ手法とされています。

次ページ黒点とフレア――太陽の「荒れた時期」に起きる現象

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