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Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
psychology

夜中に「嫌な記憶」が脳内再生されてしまう理由とは (2/3)

2026.06.24 17:00:48 Wednesday

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夜中に「嫌な記憶」が再生されやすい理由

では、なぜこうした記憶は昼間よりも夜中に強く現れるのでしょうか。

その理由の1つとして、の「デフォルト・モード・ネットワーク」が関係していると考えられます。

デフォルト・モード・ネットワークとは、休んでいたり、ボーッとしているときなど、何か特定の作業に集中していない状態で働きやすい脳のネットワークです。

このネットワークは、記憶の整理、自己反省、未来の想像、自分について考えることなどに関わっています。

日中は仕事、学校、家事、会話、スマホの通知など、外からの刺激がたくさんあります。

そのため、嫌な記憶が浮かんでも、別の作業に注意が移りやすい状態です。

しかし夜になって部屋が静かになり、体を横にして、外からの刺激が減ると、脳は内側の情報に目を向けやすくなります。

そのとき、デフォルト・モード・ネットワークが過去の出来事や未来の不安を材料にして、頭の中でシミュレーションを始めるのです。

本来これは、未来に備えるための自然な働きです。

しかし、問題を解決する方向ではなく、同じ場面をぐるぐる再生する方向に進むと、反省は「反すう」に変わってしまいます。

反すうとは、嫌な出来事や不安な考えを何度も繰り返し考えてしまう状態です。

反省が「次はこうしてみよう」と未来に前向きに向かうのに対し、反すうは「なぜあんなことをしたのか」「もう取り返しがつかないのではないか」と、同じ場所を回り続けます。

この違いはとても重要です。

同じ嫌な記憶を思い出す行為でも、そこから学びを取り出せるなら反省(内省)になります。

しかし、自分を責め続けるだけなら、不安や眠れなさを強める反すうになってしまいます。

では、夜中に嫌な記憶が再生されたとき、どう対処すればよいのでしょうか。

次ページ嫌な記憶が再生されたときの対処法とは?

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