“アンザンジュ” (ジェリコの薔薇とも呼ばれています)や”テマリカタヒバ”と呼ばれる植物には、すごく興味深い能力があります。なんと干からびても一瞬で復活する、「復活植物」なんです。
この植物は、生存に必要な条件が揃っていないと判断すると、自らの水分を乾燥させることができます。
そして葉を丸く閉じらせ、次に水が与えられるまで休眠状態に入るのです。しかも、何年もそのままの状態を保つことができます。
そして、いざ水を与えられると…
みるみる葉が開いていきます。
最初は死んでしまったかのような葉ですが、いったん水を注ぐと次第に葉が広がっていき、色も健康的な緑色に変化していくのがわかります。
復活草はイワヒバ属のシダ植物で、日本では「復活草」という愛称で親しまれています。枝葉がヒノキに似ていて岩の上に生えることから、別名をイワマツ(岩松)ともいうそうです。
とても興味深い植物なので、日本でも購入できるか調べてみました。
流石はチャームさん。
何でも取り扱っていますね。
ちなみに日本では盆栽の様な育て方や、テラリウム的な楽しみ方をしている方が多いようです。
「復活草」で探すと中々売ってる所が見つかりませんが、イワヒバで検索すると、安価、多種多様なヒバが多く見つかるので、興味のある方は育成に挑戦してみてはどうでしょうか。
via:Atlas Obscura / translated & text nazology staff